生体補綴歯科学分野(旧 部分床義歯補綴学&顎顔面補綴学)

生体補綴歯科学分野ホームページをご覧の皆さま

(Statement in English is here)

東京医科歯科大学は10月1日より東京工業大学と統合し,新たに,
国立大学法人 東京科学大学(Science Tokyo)としてスタートします.
新大学は,医歯学と理工学の連携を強化し,新たな人材育成の形への進化を通して,未来の社会と人々の幸福に貢献することを目指してまいります.

私たちの分野は,引き続き東京科学大学歯学部の一分野として,教育,研究,臨床など,新大学の目指す姿と目的を共有しながら,社会の皆さまのお役に立てるよう,努力してまいります.

引き続き,当ホームページをご覧いただきますようお願いすると共に,皆さまのご健康とご健勝を心よりお祈り申し上げます.
 

ー2024年10月より
国立大学法人 東京科学大学(Science Tokyo)
大学院 医歯学総合研究科 生体補綴歯科学分野

ー新大学特設サイト
https://www.isct.ac.jp/ja
(新大学の正式なサイトは後日お知らせします.また,本サイトも当分の間は継続,更新し,新大学の正式なサイト内へ移行する際には,お知らせいたします.)

ー連絡先,医局員のメールアドレスなどは当面の間,これまでと同じです
ー所在地
東京都文京区湯島一丁目 5-45
東京科学大学(Science Tokyo)湯島地区D棟11階
 

当分野出身のRanjith Pallegama博士より,東京科学大学へのご祝辞を頂戴しました

生体補綴歯科学分野の出身で,現在スリランカ・ペラデニア大学の副学長,教授である,Ranjith Pallegama博士より,東京科学大学へのご祝辞を頂戴しました.こちらをご覧下さい.


Ranjith先生は2006年に東京医科歯科大学で博士号を取得し,母国に帰国後,現在はペラデニア大学で要職に就いてご活躍です.

 

生体補綴歯科学分野出身で,国内外で教授として活躍されているOB・OGの一覧はこちらです.

私たちの理念 -生体補綴歯科学分野 (せいたいほてつしかがくぶんや) -

義歯(ぎし)の研究,教育,臨床で,人々の幸せを創り出します.

・絶えず研究を行い,新しい知識と臨床技術を創出し,人と未来の役に立ちます.

・学習する人が中心の授業を行い,教育内容を常に改善し,頼れる医療者を送り出します.

・患者さんが生活の豊かさ,心のゆとりを得られるよう,お手伝いします.

 
 
 

医局員近影(2024年8月29日撮影)

当分野から過去6年間に出版された論文のうち,19本がトップ10% 論文となりました

Top10%論文」とは??
特定の分野やジャーナルにおいて引用数や影響力の指標に基づいて上位10%にランクされる論文を指します.
詳細は以下のリンクより確認ください.
  • Top10%論文 生体補綴歯科学分野
  • 生体補綴歯科学分野の年報(2023年)

    当分野の2023年の活動歴を記録した年報(日本語と英語)を以下のリンクからご覧いただけます

    入局希望者の先生方

    2024/5/23(木)に入局説明会を開催いたしました.

    「生体補綴歯科学分野」は「日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医 研修施設」に認定されています.
    当分野で一緒に学んでみたい先生がいらっしゃいましたらお気軽にご参加ください.

    参加希望の方は医局長までご連絡おねがいいたします.

    ※2025年度 医歯学総合研究科博士課程医歯学専攻の募集要項はこちらよりご確認ください.

    朝日新聞に服部麻里子講師の記事が掲載されました

    朝日新聞「連載 すいエンス! 吹奏楽を科学する」にて服部麻里子講師の記事が掲載されました。
    https://www.asahi.com/articles/ASS8R2212S8RULBH00NM.html

    服部講師はヤマハとの共同研究「音楽歯科の提起」に参加されたりと、音楽に関する研究に携わっています。

    当分野OBの五十嵐順正前教授が総説を発表いたしました

    当分野の前教授である五十嵐順正先生が,日本顎咬合学会誌に部分床義歯に関する総説を発表いたしました.

    「RPDの設計とLongevityを考える ー中等度以上の歯周炎患者に対する欠損補綴についてー」

    日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学. 第44巻; 第1号: p16-26, 2024.
  • 五十嵐先生総説
  • 当分野医局員が執筆した書籍が出版されました

    当分野の和田講師,若林教授ならびに咬合機能健康科学分野の駒田准教授が執筆した「ブリッジ・部分床義歯の支台歯選択」が医歯薬出版より出版されました.

    残存歯の健康状態は様々であり,時に,部分欠損歯列を有する患者の口腔内環境は複雑で対応が難しい場合があります.そのような患者において,インプラントを用いず,ブリッジあるいは部分床義歯で補綴治療を行う際,支台歯の選択や,補綴装置の選択,リテーナー・支台装置の選択に悩むことは少なくありません.
    そのようなシチュエーションでのDecision Makingに役立つ,様々な知見を,ブリッジおよび部分床義歯それぞれの観点から,豊富なエビデンスとともに解説した,「日常臨床において手元に置いておきたい1冊」です.
     
     
     

    新着情報

    国際交流ページを更新しました(2024年10月13日)

    2024年9月30日-10月12日 ドイツのフライブルク大学から顎顔面補綴外来の見学のため、歯科医師1名が訪れました。当分野から服部、村瀬、原口が担当し、症例検討やセミナーなど全ての日程が終了しました。

    当分野の国際交流の取り組みをまとめたコンテンツを開設しました.

    詳しくはこちらをご覧下さい.

     

     
     
     

    “藍 稔先生のエッセイ 2023 - 2024”の連載が本HP内で開始いたしました

    本エッセイを連載中の藍先生の著書が,まもなく在庫終了となる見込みです.
    本エッセイと同様,たいへん興味深い作品です.
    ご興味のある方はリンク先よりお求め下さい.

    『歯と噛み合わせの物語』(お求めはこちらから)

    『歯医者の目を通して見れば』(お求めはこちらから)
     
     
     

    当分野名誉教授の藍 稔先生によるエッセイを,本ホームページ内で連載いたします.

    第7回では,早朝の円成寺で運慶作の大日如来坐像の魅力に触れ,大安寺の所縁の地を散策します.

    「エッセイ 私の古仏探訪 7」

    是非,お楽しみください!

     
     
     

    医局員便りを更新いたしました

    医局員だよりに小山先生による『旅-食との出会い-』が公開されました。
    このページでは,当分野の若手医局員(大学院生,大学院研究生)を中心に,医局員全員で手記を定期的に更新しています。
    最近の動向はこちらをご覧ください.
     
     
     

    最新論文の紹介

    2024年に発表された論文はこちら

     
     
     

    Li B, Murakami N, Xie C, Mouri Y, Matsuno H, Okawara H, Aoki K and Wakabayashi N 

    Effects of tensile and compressive stress on bone resorption and formation parameters surrounding dental implants. 引張りおよび圧縮応力がインプラント周囲骨の​骨吸収および骨形成パラメータに及ぼす影響

    Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials 165:106928.
    IF:3.3

     

    Komine K, Murakami N (C), Wada J, Yamazaki T. Bin L, Utsumi, M, Zou S, Wakabayashi N.

    Thermal stress behavior of monolithic zirconia crowns with different thicknesses.
    厚みの異なるモノリシックジルコニアクラウンにおける熱応力挙動の解明 (小峰広平,村上奈津子)

    Journal of prosthodontic research (Advance online publication)
    IF: 3.2

    Xu H, Nozaki K (C), Yu Y, Kawashima N, Ueno T, Wu H, Wu H, Wakabayashi N.

    Surface functionalization of titanium implants with controlled-release glutathione conjugate for antioxidant and osteogenesis

    Journal of Materials Research and Technology,34,2025,2872-84.
    IF: 6.2

    Utsumi M, Murakami N(C), Yamazaki T, Hirata A, Komine K, Bin L, Takakusaki K, Wada J, Wakabayashi N.

    Evaluation of fitting accuracy of light- and auto-polymerizing reline materials using three-dimensional measurement techniques
    3次元計測法を用いた光重合型と常温重合型リライン材の適合精度の比較(内海澪奈,村上奈津子)

    Polymers 2025, 17(2), 201
    IF: 4.7

    Kobayashi Y, Takaichi A (C), Kajima Y, Qu W, Wakabayashi N.

    Impact of a segmented-scan strategy on residual stress and fit accuracy of dental prostheses fabricated via laser-beam powder-bed fusion​
    レーザービームの粉末床溶融結合法を用いた歯科補綴装置製作における,分割スキャン戦略が残留応力及び適合精度に及ぼす影響

    J Manuf Mater Process. 2025, 9(1), 19.

    IF: 3.3

     
     
     
    Zheng J, Nozaki K (C), Hashimoto K, Yamashita K, Wakabayashi N.

    Exploring the Biological Impact of β-TCP Surface Polarization on Osteoblast and Osteoclast Activity.

    Int J Mol Sci. 2025; 26(1):141.
    IF: 4.9

    更新履歴

    2025.2.17 トップページ,最新の論文と医局員を更新しました.
    2025.1.22 トップページと最新の論文を更新しました.
    2025.1.14 トップページ,沿革,医局員だよりを更新しました.
    2024.10.18 トップページ,藍 稔先生のエッセイ 2023 - 2024を更新しました.


    (このHPは,本分野のプロジェクトチーム(村上,野﨑,髙草木,山崎,和田,蕗)が製作・更新しています)

     

     

     

     
     
     

    生体補綴歯科学HP コンテンツ

    当分野は歯科補綴学(しかほてつがく)の中でも部分床義歯(ぶぶんしょうぎし)補綴を専攻する講座として,歯科補綴学第一講座,摂食機能構築学分野,部分床義歯補綴学分野へと引き継がれ,2021年11月からは生体補綴歯科学分野(せいたいほてつしかがくぶんや)として,補綴用生体材料の基礎研究と臨床研究の橋渡しを担うこととなりました.それまでの学術基盤に加えて,現代と未来の社会に適応する新しい補綴学の推進に取り組んでいます.ここでは,当分野の沿革を簡単にご紹介いたします.

    生体補綴歯科学分野の理念をご紹介いたします.

    当分野に関連した最近の動向についてご紹介いたします.

    生体補綴歯科学の医局員が参加した論文をご紹介いたします.

    生体補綴歯科学の医局員による国際交流の取り組みをご紹介いたします.

    生体補綴歯科学分野の医局員による学会発表,講演,講習会などの最新情報をお知らせします.

    診療日時や外来担当医をご確認いただけます.

    当分野では,主に歯系診療部門(旧歯学部付属病院)3階の「義歯科」で診療を行っております.

    現在の常勤と非常勤の医局員,および大学院研究生の一覧です。

    歯学部歯学科,口腔保健学科,歯学部附属歯科技工士学校実習科,卒後研修などにおける,部分床義歯の講義・実習を担当しています.

    歯学博士の取得を目指した,研究と臨床の指導を行っています.

    現在,当分野で行われている研究課題をご紹介します

    当分野の医局員が参加する講演会や実習のご案内です.

    当分野所属の医局員が関わった書籍についてご紹介いたします.

    本分野の蔵書の中から,歴史的な価値のある部分床義歯に関する書籍を一部公開いたします.

    メールで定期的なご連絡をお送りしています.希望される先生は,医局長までお名前をご記載の上,ご連絡ください.

    藍先生のエッセイを紹介しております

    当分野への入局に関するご案内です.

    当分野の連絡先を掲載したします.