特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)

特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)

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募集要項

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様式は変更しないこと。

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 本学では、過去の試験問題の販売等はおこなっておりませんが、「特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜・国際バカロレア選抜)」、「地域特別枠推薦選抜(医学部医学科)」および「編入学試験」の試験問題の一部のみ、メールまたは郵送によりお送りいたします。(現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、窓口業務を閉鎖しており、学内での閲覧は承っておりません)

メール
タイトルに「特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)問題希望」と入力し、本文に希望する学部、学科、専攻等を入力の上、以下のメールアドレスにお送りください。
メールアドレス:nyu-gakubu-02.adm(ここに@を入れてください)tmd.ac.jp

郵送
返送用封筒(角形2号の封筒に390円分の切手(定形外普通郵便)を貼り、郵便番号・住所・氏名を記入)を入れた封筒に「特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)問題希望」と記入し、希望する問題の学部、学科、専攻、連絡先(メールアドレス・電話番号)等を記載した紙を同封の上、入試課までお送りください。

<送付先>
 〒113-8510
  東京都文京区湯島1-5-45
  国立大学法人東京医科歯科大学 統合教育機構 入試課 学部入試係
 
 

国際バカロレア選抜入学者からのメッセージ

国際バカロレア選抜入学者より、受験者へのメッセージです。

IB選抜を考えている皆さんへ
東條 真琴(2021年度 医学部保健衛生学科検査技術学専攻入学)

(1)TMDU の魅力について

 TMDUは国内の検査技術のパイオニアであり、また、学習環境や研究環境がとても充実しています。私は、学生のうちから多くの基礎や高度な技術を身に着ける必要があると考え、TMDUを受験しました。TMDUには真面目で何事にも一生懸命な学生がたくさんいるので、私も日々周りに触発されています。

(2)入試対策方法について

 志望理由書において、CASで行ってきた生徒会活動,ボランティア活動,TOKでの学習成果などを言語化するのは大変でしたが、自分を振り返る機会になり、そのおかげで面接対策も一緒にできたと思います。小論対策としては、国際バカロレア入試の過去問を解くだけではなく、様々な問題に慣れるために一般入試の小論文の過去問を解きました。過去問を解く中で医療問題の新しい知識を知ることができたので、そこから医学的な情報を調べていきました。面接対策としては、国際バカロレアの経験を大学でどう生かすのか、海外生活の中で何を感じ、どう行動に移していったのかなどを説明できるようにしました。

(3)入学後の生活について

 国際バカロレアで行ったレポートやEE,IA, プレゼンテーションの経験は教養部の学習でも大いに生かすことができます。個人的にはTOK等で学んできたCritical Thinkingを常に意識することはどの教科でも重要だと思っています。必修科目、人文社会科目、共通セミナー科目等を通じて学びを深めていける環境に身を置けていることに非常に感謝しています。コロナ禍での学校生活に不安を抱いていましたが、友人もでき、楽しい大学生活を送れています。

(4)今後の抱負について

 私が滞在していた国では、地域によって医療現場の検査に関する知識や経験に格差がありました。将来は、臨床検査技師として日本の医療現場に携わるだけではなく、技術の支援・教育等を通じて発展途上国の医療発展に少しでも貢献できるような人材になりたいです。そのためにも、様々なことに探求心を持って、勉強に励んでいきたいと思います。
 
韓 知佑(2019年度 医学部医学科入学)

(1)TMDU の魅力について

 東京医科歯科大学ではアクティブラーニングなどを取り入れた授業が多く、クリティカルシンキングなどIBで学んだことを向上できる場が多くあります。他にも留学の機会や交換留学生と対話する機会も豊富にあるので国際バカロレアプログラムで培ったグローバルなマインドを存分に発揮することができます。

(2)入試対策方法について

 入試の対策としては、まず志望理由書などの書類の準備、そして二次選考の小論文と面接の対策を重点的に行いました。まず志望理由書などにおいては自分がどのような背景を持った人間でどのような将来を目指して今この大学を目指しているのかというとこを突き詰めて考え、自分自身を知るという行為自体がとても大事だったよに思います。また、二次選考の小論文のためには今医療界で話題のトピックを新聞などから集めて、それぞれのトピックに対しての問題と対策、そして自分ならではの意見などをまとめたりして対策を行いました。面接の対策としては、書類を書いてた時の延長線上で、自分自身を突き詰めて考えることを重視し、しっかりとした態度で受け答えすることを心がけて対策しました。

(3)入学後の生活について

 教養部の授業では、グローバル教養科目などIBで受かったグローバルな視点を持っている人が自分の強みを活かせる授業が多くあるように感じます。国際バカロレアプログラムで培った様々なスキルを思う存分発揮でき、クラスメイトを引っ張るリーダーとしての素質を試すこともできます。また、高校生まで英語の授業ばかりで、理系科目での日本語の単語などが初めはわからないことなどもありますが、教養部では基礎からしっかりと教えてくれるので、あまり不安になる必要はないです。

(4)今後の抱負について

 私は大学の六年間で、医学的知識だけでなく、精神面も養いながら医師として必要な多くの側面を発達させ、将来は臨床医としてがんの治療に加え、どのように患者と共に賢明な医療判断をするべきかの医療倫理を常に探求し続けていきたいと思っています。そうすることにより、いずれは誰もが、がんに怯えずに健康で幸福な人生を送れる社会を作りたいです。
 
石川 菜々子(2018年度 医学部医学科入学)

(1)TMDU の魅力について

 私は、海外で長く暮らしていたので、大学生活は日本で送りたいと思い日本の大学への進学を希望しました。しかし、同時に日本と海外両方の医療・学生生活を経験してみたいとの思いもありました。
 そんな私にとって、学生時代に海外で学べる機会を多く提供しているTMDUはとても魅力的でした。その上、英語力が維持できるだけでなく、リーダーシップを身につけることができるHSLPというプログラムがあると知り、ぜひ参加したいと思いました。
また、第一線で活躍している研究者の元で学ぶ事ができる研究実践プログラムを通じて、学生のうちに臨床と研究の両方に携わることができる点もTMDUの魅力のうちの一つでした。
 さらに、TMDUはグループワークや英語を授業に多く取り入れていて、私が海外で学んできたことや、IBを通して学んだことが活かせると思い、TMDUを第一志望にしました。

(2)入試対策方法について

 入試対策は主に小論文と面接について行いました。
 小論文対策では過去問がないため、他大学の小論文を中心に解きました。
 面接ではIB入試であることを意識して、なぜ海外ではなく日本の大学に進学したいのか、そして日本の大学の中でなぜTMDUに行きたいのか、をきちんと説明できるようにしました。また、自己アピールでは海外生活で得た国際感覚やコミュニケーション能力について話せるよう練習しました。大学がどのような人材を求めているかを常に意識し、IB Diplomaを取得した者として何を大学にオファーできるのか、具体例を用いて説明できるようにしたことが一番役に立ったと思います。

(3)入学後の生活について

 教養部の授業では、英語を始め情報、人文社会、化学など想像していたよりも多くの科目においてIBで学んだことを活かすことができました。特にEEやIAを書いた経験はレポートを書く際に役立ちました。また、幅広い選択肢の中から、自分の興味のある人文社会科目を自由に選択でき、学ぶ機会が与えられたことは大変嬉しく思いました。
 IB入学者が一人だったこともあり、大学入学前は周りに馴染めるのか不安でしたが、すぐに友達もでき、楽しい学生生活を送っています。

(4)今後の抱負について

 まだ具体的に専門は決めていませんが、自分の強みである国際性を生かして働きたいと思っています。機会があれば、ぜひ海外で働きたいです。そのためにも、日頃から勉学に励むとともに、様々な事に挑戦する精神を忘れずに学生生活を送りたいと思います。