東京医科歯科大学「卓越大学院生制度(Ⅱ)」

令和5年度(2023年度)東京医科歯科大学「卓越大学院生制度(Ⅱ)」対象学生(秋入学対象)の募集について


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募集要項

                                                                                                                                                                   2023年10月2日
                大学院学生 各位
                                                                                                                                                TMDU卓越大学院生制度事業統括 礒村宜和
 
          令和5年度(2023年度)東京医科歯科大学「卓越大学院生制度(Ⅱ)」対象学生(秋入学対象)の募集について

  申請を希望される方は、下記の内容を十分に確認のうえ申請してください(〆切:10月18日(水)正午厳守)。本ページで最新の情報をご確認ください。


○TMDU卓越大学院生制度(Ⅱ)対象学生へのフェローシップとは
本学は科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択され、2021年度より「TMDU卓越大学院生制度(Ⅱ)」として大学院生の支援を開始しています。これらの事業では、採択された大学が科学技術・イノベーションの将来を担う優秀な大学院博士後期課程学生を選考し、挑戦的・融合的な研究に専念できる研究環境と多様なキャリアパス形成に向けた支援を提供します。
 
次世代研究者挑戦的研究プログラム
https://www.jst.go.jp/jisedai/

TMDU卓越大学院生制度(Ⅱ)では、本学の「トップサイエンスインキュベータ構想」に基づき、優れた先駆的・独創的な研究を主導する「クリニシャン・サイエンティスト」やアカデミア・産業界で幅広く活躍する研究者を戦略的に育成することを目指します。
具体的には、優秀な大学院博士後期課程学生を選考し、修業年限中に、〔研究専念支援金(生活費相当)〕を毎月16万円、〔研究費〕を年間50万円(※卓越大学院生制度Ⅱのみ増額支援の可能性有)、支給します。
また、若手研究者支援センター(YISC)を中心に研究成果報告会、研究力向上セミナー、キャリア形成セミナーなどを企画するほか、海外渡航をする場合には海外渡航費用の支援(卓越大学院生制度Ⅱのみ)なども用意しています。


○対象者
TMDU卓越大学院生Ⅱは、優れた研究能力を有し、研究に専念することを希望する、本学大学院博士課程に在籍する大学院生で、かつ申請年度の10月1日時点で次のいずれかに該当する者を選考対象とする。 

【卓越大学院生Ⅱ】定員4名(※秋入学者のみ)
(1)医歯学総合研究科/医歯学専攻(4年制):1年次(修士課程からの進学者を含む)
(2)医歯学総合研究科/生命理工医療科学専攻(博士後期3年制):1年次
(3)保健衛生学研究科(5年一貫制):3年次

【応募できない者】
次のいずれかに該当する者は、卓越大学院生Ⅱの応募および受給の資格を満たさない。
(1)日本学術振興会特別研究員DC1又はDC2、国費による外国人留学生
(2)安定した給与等を得る者(採用期間のいずれかの連続12ヶ月間において収入又は収入見込が原則240万円以上である者。なお、採用期間が12ヶ月に満たない場合は採用月数を12ヶ月に換算して原則240万円以上である者)。
ただし、アルバイト等の不安定な給与(医師・歯科医師等の医療職含む)※注1、本学又は他学のティーチングアシスタント(TA)とリサーチアシスタント(RA)の給与、本学のクリニカルアシスタント(CA)又はヘルスケアアシスタント(HCA)としての給与、若しくは研究者早期育成コース進学学生対象の奨学金給付規則に規定する奨学金(本学のMD-PhDおよびDDS-PhDコース)については、上記の「収入又は収入見込」(安定した給与等)には算入しない。
※(注1)基本的には、不安定な収入と説明可能なアルバイト収入であれば、年間で240万円を超過していたとしても両事業の支援対象となります。ただし、アルバイトにより研究やキャリア開発・育成コンテンツの取組に支障が出る場合は、支援の継続はできません。
(3)総額で年間240万円以上の給付型の奨学金を受ける見込みのある者。収入又は収入見込と給付型の奨学金を合算して240万円以上となる者。ただし、給付型の奨学金のうち授業料や研究費等に使途が限定されるものについては、上記の「収入又は収入見込」には算入しない。
(4)現に給付されている又は給付予定の奨学金が卓越大学院生Ⅰ・Ⅱとして受給するフェローシップとの併給を不可としている場合
(5)在学延長により標準修業年限を超過した者。ただし、長期履修者において標準修業年限内である者は除く。
(6)既に卓越大学院生ⅠまたはⅡに採用された者。ただし、採用者における卓越大学院生Ⅰ・Ⅱ間の異動については事業統括判断の上、可とする場合がある。

○募集人員
【卓越大学院生Ⅱ】定員4名
※詳細は対象者の項を確認のこと。


〇支給期間
標準修業年限内を支給期間とします。
ただし、最終学年に進級する前に中間評価を行いますので、研究の進捗状況に著しく遅滞がある者は、以降の支援を打ち切ることがあります。

○申請方法
10月18日(水)正午までに学生支援事務室学生支援総括係宛て(takuetsu_ssu@ml.tmd.ac.jp)に下記の書類をメールで提出してください。メールのタイトルを「学籍番号(半角)氏名_卓越大学院生応募」(例 43200000博士太郎_卓越大学院生応募)として送信してください。送信日の翌々日迄(土日祝日除く)に受信確認のメールが届かない場合はご連絡下さい。必要書類は以下のとおりです。ファイル名も「学籍番号(半角)氏名_」から始まるようにしてください。

1) 履歴・収入見込申告書            〔申請様式1〕
ファイル名を「学籍番号(半角)氏名_様式1.xlsx」として、Excel形式のまま提出してください。
2) 研究業績書                〔申請様式2〕
ファイル名を「学籍番号(半角)氏名_様式2.xlsx」として、Excel形式のまま提出してください。
3) 研究計画書(自己アピール)            〔申請様式3〕
ファイル名を「学籍番号(半角)氏名_様式3.pdf」として、PDF形式に変換して提出してください。
1)~3)は必ず提出前に研究指導者に申請内容を確認してもらってください。
4) 研究指導者の確認書                    〔申請様式4〕
受入れ研究室の研究指導者(原則として分野長)に、1)~3)の確認と所見の記載をしてもらい、ファイル名を「学籍番号(半角)氏名_様式4.pdf」としてPDF形式に変換し、研究指導者から直接メール提出するように依頼してください。
5) 研究業績を証明する添付資料 
論文発表のタイトルページ(著者、題、誌名、日付等の情報を含むもの)、学会発表の抄録(発表者、題、会議名、日付等の情報を含むもの)などのコピー等。 ※添付資料のない研究業績は、評価対象から除外します。

入学選抜試験の順位や、前年次の学部/修士課程の学業成績(GPA値)を選考の参考資料とします。なお、審査の過程で提出書類(源泉徴収票、給与明細、成績証明書等)の追加をお願いする場合がありますので、ご協力ください。
様式は本HPに掲載しています。提出書類は、上記の指示にあるファイル形式としてメールで提出して下さい。


○TMDU卓越大学院生(Ⅱ)の選考・決定と結果の通知
申請書類に基づき、選考委員会にて選考を行い、決定の通知は被採用者及び指導教員へ別途通知します。なお、不採用者の方にも結果通知します。
研究専念支援金等の振込手続きや研究費の配分手続きについても、併せて連絡します。


○支援金等
研究専念支援金(生活費相当)……毎月16万円
研究費……年間50万円。ただし、希望に応じて海外渡航費等の増額支援(卓越大学院生制度Ⅱのみ)を行うことがあります。
  ※研究専念支援金については課税の対象になりますので、必ずご自身で確定申告して下さい。
  ※研究費については受入れ研究室の研究指導者(原則として分野長)の管理になります。
 ※海外渡航の支援経費などについては、別途、相談を受け付けます。


○支援金等支給の停止について
休学をしている期間については、研究専念支援金の支給を停止します。復学した場合、届出により研究専念支援金の支給を再開するものとします。


○卓越大学院生(Ⅱ)に採択された場合 [ 研究費受給のために ]
採用後に配布する「TMDU卓越大学院生Ⅰ・Ⅱのてびき」の記載内容に従っていただきます。



○支援金等の支給取り消しについて
TMDU卓越大学院生制度運営委員会が、次の各号のいずれかにより不適格と認めた場合、又は退学をした場合には該当学生はその資格を失い、年度当初(4月)に遡って支援金等の返金を求めることがあります。
(1) 懲戒、又は停学の処分を受けたとき
(2) 申請書又は提出書類の記載内容に虚偽があった場合
(3) 正当な理由がなく所定の届出を怠った又は遅滞した場合
(4) その他、運営委員会が卓越大学院生Ⅰ・Ⅱとして不適当と認めた場合


<重要>※日本人学生のみ。必ずご確認ください。
○業績優秀者返還免除制度の重複制限
大学院博士課程における業績優秀者返還免除制度と「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」又は「次世代研究者挑戦的研究プログラム」との重複制限

(1)概要
財務省予算執行調査結果における「実質的に給付に相当する無利子奨学金の返還免除は、フェローシップ事業等の重複を原則として認めず、できるだけ多くの博士課程学生に支援が行き渡るようにすべき。」との指摘を踏まえた国の方針により、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」又は「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の支援を受ける者(※本学におけるTMDU卓越大学院生制度Ⅰ・Ⅱ採用者)は、大学院博士課程における「特に優れた業績返還免除制度」の適用対象外となります。

(2)対象者
令和5年度以降に大学院博士課程で第一種奨学生となる者から対象
※令和5年度以降に第一種奨学生として採用された返還免除内定者が上記支援を受けることが決定した場合は、返還免除の内定は取り消しとなります。




○本件申請先/問い合わせ先
■申請について(申請先)
学生支援事務室学生支援総括係(5号館3階)
Email: takuetsu_ssu@ml.tmd.ac.jp
※必ずメールでの提出でお願いします。メールタイトルに「学籍番号(半角)氏名_卓越大学院生応募」と記載の上、申請して下さい。提出した日の翌々日迄(土日祝日除く)に受信確認のメールが届かない場合はご連絡下さい。
※問合せも必ずメールでお願いします。内容によっては回答に時間がかかることがありますので、余裕をもってお問い合わせください。
 

様式(日本語)

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