SDGsに向けた東京医科歯科大学の取組

大学院博士課程「東京医科歯科大学・マヒドン大学国際連携医学系専攻」の設置

関連SDGs目標

実施部署
統合国際機構 国際交流課 JD・MPH係
取組責任者
JDP推進部門長 秋田 恵一 教授
ASEAN地域では近年急速な経済発展に伴い高齢化が進んでおり、特に顕著なタイ王国ではタイ国民の疾病構造に変化をもたらし、がんや生活習慣病の増加といった問題の解決が求められています。そこでこのニーズに応えるべく、本学の強みの一つである、特にがん治療で求められる集学的治療(外科療法、化学療法、放射線療法、免疫療法等、様々な治療方法を組み合せて行う治療)分野において、広範な知識と強いリーダーシップを兼ね備えた高度医療人材を育成していくことを目的とした「東京医科歯科大学・マヒドン大学国際連携医学系専攻」を2020年4月に本学大学院博士課程に開設しました。
本専攻では、両方の大学で外科系専門科学の知識を幅広く継続して修得することができるとともに、研究の実践と論文の作成においては両大学の指導教員が協力して指導するという、多角的な視点からの指導が受けられます。さらに、本学のがん治療、とくに外科的治療に対する高度専門医療人材の養成のノウハウおよび高い研究力、シリラート病院医学部の豊富な症例数とそれらを基盤とした臨床研究の実績を活用した、実践的な教育・研究を行うことを目指しています。それにより、医療ニーズの多様化に即応しうるリサーチマインドを持った、日本やタイ王国のみならずASEAN地域の医学・医療を牽引する高度専門医療人材、特にがん治療に精通した外科学分野の専門知識を熟知した外科医師を養成することが目的となっています。

本取組に関するURL

本取組に関する問い合せ先

統合国際機構 国際交流課 JD・MPH係
e-mail : jd@ml.tmd.ac.jp

プログラム概要

学位:博士(医学)
入学定員:3名
入学時期:4月
修業年限:4年

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