東京藝術大学との研究マッチングイベントを実施しました

2024年4月24日(水)、東京藝術大学(以下、藝大)との研究マッチングイベントとして、本学の見学ツアーと「第17回研究者・学生の交流の会(meetUP)」を開催しました。本イベントは、両大学の包括連携協定に基づく共同プロジェクトのひとつで、同年2月2日に開催された「藝大見学ツアー」に続くものです。

C棟地下1階エントランスホールにて災害時対応設備について解説する
植木穣病院災害危機管理部長

先端歯科診療センターを紹介する金澤学副センター長

矯正歯科治療前後のパフォーマンスの変化とそのメカニズムについて解説する石田雄之助教(咬合機能矯正学分野)

全自動核酸抽出・解析装置(まほろ)についてシステム発生・再生医学分野松島隆英助教による解説を受ける藝大一行

見学ツアー後のmeetUPでは、田中雄二郎学長と藝大 清水泰博理事(研究担当)の挨拶から始まりました。大島茂副理事(研究環境担当)の進行により、サイバー精神医学講座の治徳大介ジョイントリサーチ講座准教授、生体補綴歯科学分野の服部麻里子講師(キャリアアップ)、藝大大学院映像研究科長の桐山孝司教授、藝大芸術情報センターの薄羽涼彌特任助教がそれぞれの取り組みについて紹介しました。

田中雄二郎学長による挨拶

藝大清水泰博理事(研究担当)による挨拶

アートとサイバーの融合:ゲーム行動症に対する新たなアプローチについて紹介するサイバー精神医学講座治徳大介ジョイントリサーチ講座准教授

歯科と音・色・形の取り組みについて紹介する病院義歯科(顎顔面補綴外来)服部麻里子講師(キャリアアップ)

病院での映像活用の可能性(映像プロジェクションやゲームの認知症早期発見への応用)について紹介する藝大桐山孝司大学院映像研究科長・教授、薄羽涼彌芸術情報センター特任助教

その後のフリートークでは、本学の研究者・学生7名と藝大の研究者・学生6名が、ポスターや映像等でそれぞれの研究を発表しました。両学から約150名が参加し、活発な議論が行われ、医学とアートを融合させた研究の発展につながる機会となりました。

 

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