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ホーム  > 救急災害医学分野/救命救急センター  > 災害医療  > 東日本大震災における医療支援活動について  > 東日本大震災活動報告・東京医科歯科大学DMAT第一隊

東日本大震災活動報告・東京医科歯科大学DMAT第一隊

3月11日震災当日

14時46分三陸沖を震源とする最大震度7、M9.0の大地震が発生。25分後に東北沿岸地域に巨大津波が到達する。
15時20分頃九段会館講堂の天井崩落による多数傷病者発生のため、東京DMAT隊として当センター医師3名、看護師1名、事務官1名がドクターカーにて現場出場。九段会館の建物前に1次トリアージされた重症・中等症の患者10数名がおり、2次トリアージおよび緊急処置をおこなった。心肺停止の患者さんが1名おり、蘇生処置を続けながら当院救命救急センターに運ばれたが救命には至らなかった。その他赤タグ3名、黄色タグ7名も近隣の救急病院に分散し搬送された。会館前の駐車場の観光バス内に緑タグの患者約30名がおり、2次トリアージをおこない、数名を救急車搬送とした。
19時30分災地医療支援のため、医師4名・看護師1名・事務官2名のメンバーで、DMAT第1隊として2台の車両にて大学を出発。
20時55分首都高速上野入り口通過し、東北自動車道へ。福島県内に入り、高速道路は多数のひび割れと段差あり。

3月12日震災翌日

4時台市内に到着。電気・ガス・水道・携帯電話は全く使用出来ない状況。余震は頻回に発生していた。
7時仙台医療センターにて入り、DMAT合同ミーティングに参加。
9時同病院救急外来にて診療支援を開始。9病院からなるDMATのリーダーとして、主に赤ポストの重症救急患者(津波による避難後の低体温症や、土砂に埋もれていたための重症外傷等)の診察および治療にあたった。
12時大友教授はStaging care unit (SCU)が設置された霞の目駐屯地に移動。
16時大友教授、宮城県庁にて災害合同会議に出席。夜は皆、仙台市内にて宿泊した。

仙台医療センターで重症患者診療支援

広域搬送拠点で関係者との協議

3月13日震災3日目

4時仙台医療センターにて救急診療支援をおこなう。再びリーダーとして多くの患者(外傷性脳出血や避難生活に起因する肺塞栓症によるCPA等)の治療や搬送にあたった。
10時30分津波被災地区近郊の東北厚生年金病院を視察。
13時宮城野区の被災現場を視察。
19時仙台医療センターにてDMAT合同ミーティングに参加。各災害拠点病院の被害状況、前線指揮所での活動が報告された。
21時仙台を出発し、一路東京へ。14日2時に大学に帰着した。

東北厚生年金病院看護ステーションの被害状況

3月14日AM2:30無事帰還