分野長より挨拶

分野長より挨拶

総合外科学分野教授 有賀智之

 皆さま、はじめまして。この度、2024年10月1日をもちまして東京医科歯科大学と東京工業大学が合併し、新たに「東京科学大学」が誕生しました。そして、それに伴い東京科学大学 医歯学総合研究科において「総合外科学講座」が開設されることとなりました。この講座は、消化器・一般外科の三分野(消化管外科・肝胆膵外科・総合外科)の一分野として位置づけられています。
 総合外科学講座は、乳腺外科と小児外科が力を合わせる「混合ユニット」として発足しました。この新しい組織は、患者さまに最先端の良質な治療を提供し、次世代を担う若い医師の育成を目指すとともに、東京工業大学との合併による技術的な革新を活かした新たな治療法の開発にも力を入れてまいります。
 私たちの目指すものは、単に医療の枠を超え、工学の知見も取り入れた医療技術の進化と、新しい医療の可能性を追求することです。皆さまの温かいご支援とご指導を賜りながら、活気あふれる環境で日々邁進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。