SDGsに向けた東京医科歯科大学の取組

「口腔の健康と健康状態・ウェルビーイングとの関連の網羅的な検証研究」【木野志保 講師】

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東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 健康推進歯学分野の木野志保講師と相田潤教授の研究グループは、東北大学、千葉大学、ボストン大学、国立保健医療科学院の研究者と共同し、アウトカムワイド・アプローチを用いて、2013年の口腔の健康と2019年の35の健康やウェルビーイングの指標との関連を同時に網羅的に検証しました。その結果、さまざまな健康状態やウェルビーイングの指標の中で、口腔の健康状態と死亡が最も頑健な関連性を示すことが明らかになりました。口腔の健康を増進すること、また歯を失っても歯科補綴治療でこれを回復することによって、死亡率、身体的機能障害リスクの低減、知的能力の維持、外出頻度、食生活の維持に寄与する可能性があることが示唆されました。この研究成果はJournal of Prosthodontic Researchにて、2023年8月11日にオンライン版で発表されています。

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