研究や医療現場からの新たな産業創出を目指して企業の個別ニーズ・悩みに応えるHealthTech Design Program の提供を開始
公開日:2024.5.28
研究や医療現場からの新たな産業創出を目指して
企業の個別ニーズ・悩みに応えるHealthTech Design Program の提供を開始
企業の個別ニーズ・悩みに応えるHealthTech Design Program の提供を開始
国立大学法人東京医科歯科大学(東京都文京区、学長:田中雄二郎、以下「東京医科歯科大学」)は、2024年5月より、医療・ヘルスケア領域に関心を持つ企業を対象に、HealthTech Design Program(ヘルステック・デザイン・プログラム)の提供を開始します。
長年にわたる産学連携の取り組みのなかで見えてきた新たなニーズに応えるため、大学病院(医療現場)を未来創造の場としてとらえ、企業と医療者のナレッジを融合し、バイオデザイン等の手法を取り入れつつ、新規の医療機器やヘルスケア関連製品・サービスの開発、新たな産業の創出を目指します。
背景
医療分野(医療機器、医薬品等)で産学連携事業を実施する過程において、これまでの取り組みでは対応しきれていなかった多数の潜在的なニーズがありました。
例えば「ヘルスケア領域で新事業を検討しているが何をしてよいかわからない」「製品化・事業化は決定していないが、まずは調査段階で信頼できる専門家に相談したい」「共同研究で一定の成果をあげているが事業化に結び付けるための議論が十分にできていない」といった、研究に入る前の模索の段階、あるいは研究後の製品化・事業化に関する悩みや相談をいただくこともあれば、「医療分野と非医療分野を融合した取り組みを行いたい」といった新たな枠組みを求める声もありました。
例えば「ヘルスケア領域で新事業を検討しているが何をしてよいかわからない」「製品化・事業化は決定していないが、まずは調査段階で信頼できる専門家に相談したい」「共同研究で一定の成果をあげているが事業化に結び付けるための議論が十分にできていない」といった、研究に入る前の模索の段階、あるいは研究後の製品化・事業化に関する悩みや相談をいただくこともあれば、「医療分野と非医療分野を融合した取り組みを行いたい」といった新たな枠組みを求める声もありました。
プログラム概要
国内外で医学、歯学の両分野において最高峰の研究、臨床を提供し続けてきた東京医科歯科大学の「人」「技術」「立地」を活かして、このような幅広いニーズに対応するため、大学病院内の医療現場見学や、医療者・研究者等とのディスカッションを提供するHealthTech Design Programを開始します。
大学病院における診療の様子とともに、ER、ICU等の手術室、病室、スタッフステーションや、治療を支えるロボットや減菌・保管管理システムなど、個別の要望に沿った見学プログラムを組むことが可能で、併せてHealthTech Design Lab (2024年秋より稼働予定)等にて専門性の高い医療者とディスカッションも可能です。
医療や医療周辺のニーズを幅広く捉えつつ専門的な議論を行うことで、現場に即した新たな製品・サービスの開発、医療・福祉にとどまらない新たな産業の創出を目指し、トータルヘルスケアの更なる充実に寄与してまいります。
プログラム開始時期は2024年5月末から、東京医科歯科大学オープンイノベーションセンター医療デザイン部門が大学病院等と連携して実施します。
教員紹介
藤田 浩二
TMDU 統合イノベーション機構 オープンイノベーションセンター 医療デザイン部門 教授
TMDU 統合イノベーション機構 オープンイノベーションセンター 医療デザイン部門 教授
荒瀬 秀夫
TMDU 統合イノベーション機構 オープンイノベーションセンター 特任教授
TMDU 統合イノベーション機構 オープンイノベーションセンター 特任教授
佐藤 亮
TMDU 統合イノベーション機構 オープンイノベーションセンター URA
TMDU 統合イノベーション機構 オープンイノベーションセンター URA
問い合わせ先
本プログラムに関するウェブサイト
HealthTech Design Lab
https://healthtechdesign.jp
https://healthtechdesign.jp
その他関連URL
東京医科歯科大学の産学連携の取り組み
https://tmdu-oi.jp/
https://tmdu-oi.jp/