「タング・ライト・ポジショナーの舌圧に対する影響を解明」【戸原 玄 教授】
国立大学法人東京医科歯科大学
株式会社タングラボ・ジャパン
「タング・ライト・ポジショナーの舌圧に対する影響を解明」
― 舌の新たなトレーニング方法として期待 ―
ポイント
- タング・ライト・ポジショナー(TRP)は睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられるマウスピースです。
- TRPの嚥下機能への影響はこれまで明らかになっていませんでした。
- 嚥下障害患者を対象として就寝時にTRPを装着した結果、舌の力が向上することが分かりました。
研究の背景
研究成果の概要

本研究で用いられたタング・ライト・ポジショナー(TRP)
研究成果の意義
用語解説
※1舌圧
舌が口蓋(口の天井)に向かって上方向に押すことのできる力。
※2上気道
鼻腔より肺に至る気道のうち、鼻腔・副鼻腔・咽頭・喉頭までのこと。
論文情報
掲載誌:Scientific Reports
論文タイトル: Effects of tongue right positioner use on tongue pressure: a pilot study
DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-023-30450-0
研究者プロフィール

戸原 玄(トハラ ハルカ) Tohara Haruka
東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科
摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授
・研究領域
摂食嚥下リハビリテーション、高齢者歯科医療

神奈川歯科大学附属病院
障害者歯科 診療科准教授(研究当時)
・研究領域
摂食嚥下リハビリテーション、高齢者歯科医療

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科
摂食嚥下リハビリテーション学分野 大学院生
・研究領域
摂食嚥下リハビリテーション、高齢者歯科医療
問い合わせ先
<研究に関すること>
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
摂食嚥下リハビリテーション学分野
戸原 玄(トハラ ハルカ)
E-mail:h.tohara.swal[@]tmd.ac.jp
<報道に関すること>
東京医科歯科大学 総務部総務秘書課広報係
〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45
E-mail:kouhou.adm[@]tmd.ac.jp
株式会社タングラボ・ジャパン
https://www.tonguelab.com
https://academy.tonguelab.com
E-mail:info.jp[@]tonguelab.com
※E-mailは上記アドレス[@]の部分を@に変えてください。