令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」に採択されました

分子・細胞から個体・社会まで一気通貫した
多階層ストレス疾患の概念図

 令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」に、本学が難治疾患研究所を中核として申請した「多階層ストレス疾患の克服」が採択となりました。参画機関は、本学難治疾患研究所、東京都医学総合研究所、国立精神・神経医療研究センターとなっています。

 「学際領域展開ハブ形成プログラム」事業では、基礎医学・生命科学と精神医学・心理学を融合させるための新たな連携体制の構築を通じて、遺伝子・細胞から精神・ヒト社会までの多階層にわたるストレス疾患の病因・病態形成機構解明と診断・予防・治療法の開発を推進し、ストレス社会における人類の健康増進に資する新しい医療や提言に向けた基盤構築を目指しています。来年度より、本学際領域展開ハブに参画する共同研究提案を公募する予定です。

※共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」
文部科学省は、大学共同利用機関や国公私立大学の共同利用・共同拠点等が、従来と異なる研究機関・研究者コミュニティと連携するための「新たなシステム」(ハブ)の形成等に関する計画と、当該計画に基づく新分野への展開、次世代の人材育成、新たな産業連携の創出等に関する構想の実現を推進するため、令和5年度共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」の公募を行い、8研究課題の採択を決定しました。

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