第18回四大学連合文化講演会が開催されました

東京医科歯科大学が参加する四大学連合は、2023年8月26日、第18回四大学連合文化講演会をハイブリッド型(鈴木章夫記念講堂 + Zoomウェビナー)にて開催し、日本各地の10代~60代以上の幅広い年代の約300名の方々に参加していただきました。

四大学連合は、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学の4大学が2001年に結成しました。それぞれ独立性を保ちつつ、研究教育の内容に応じて連携を図ることで、これまでの高等教育で達成できなかった新しい人材の育成と、学際領域、複合領域の研究教育の更なる推進を図ることを目的としています。四大学連合のアウトリーチ活動として、毎年度、文化講演会を開催し、最新の学術研究をわかりやすく解説しています。

第18回を迎えた今回「学術研究の最前線:環境・社会・人間」をテーマとし開催されました。本学の田中雄二郎学長による開会挨拶、文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課からの来賓挨拶の後、本学学生によるキャンパスライフの紹介コーナーにて、医学部医学科4年 篠田和さん、大学院医歯学総合研究科 博士4年 山田大志さんが、大学の日常生活を説明し、聴講者との活発な質疑応答も行われました。
続いて、4大学を代表する4名の研究者が、さまざまな視点から研究成果の講演を行いました。

●本学難治疾患研究所 教授 高地 雄太 教授
「最新のゲノム解析技術からせまる病気のメカニズム ~COVID-19を例に~」
●東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 真島 豊教授
「極限ナノ材料造形と機能開拓 ~ガスセンサ、トランジスタからDNAシーケンサまで~」
●東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 石川 博樹 准教授
「アフリカ食文化史研究の最前線 ~エチオピアの酸っぱいパンケーキの謎に迫る~」
●一橋大学 経済研究所 雲 和広 教授
「ロシア人口の歴史と現在 ~人が減り続ける社会~」

最後に次回の開催校である東京外国語大学の林佳世子学長より閉会の挨拶をいただき、同講演会を終えました。

田中学長 開会挨拶

林学長(東京外国語大学) 閉会挨拶

司会:佐々木純子先生(東京医科歯科大学)

東京医科歯科大学でのキャンパスライフの紹介
医学部医学科4年 篠田 和さん

東京医科歯科大学でのキャンパスライフの紹介
医歯学総合研究科医歯学専攻博士課程4年 山田 大志さん

『最新のゲノム解析技術からせまる病気のメカニズム ~COVID-19を例に~』
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 高地 雄太 先生

『極限ナノ材料造形と機能開拓 ~ガスセンサ、トランジスタからDNAシーケンサまで~』
東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 真島 豊 先生

『アフリカ食文化史研究の最前線 ~エチオピアの酸っぱいパンケーキの謎に迫る~』
東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 石川 博樹 先生

『ロシア人口の歴史と現在 ~人が減り続ける社会~』
一橋大学 経済研究所 雲 和広 先生

会場壇上での集合写真

関連リンク

第18回四大学連合文化講演会ポスター
https://www.tokyo-4univ.jp/uploads/poster_4univ.bunka2023.pdf

四大学連合について
https://www.tokyo-4univ.jp/aboutus/