小児病棟と小児科外来にプロジェクションマッピングが設置されました

小児科病棟内のNICU(新生児集中治療室)の扉に投影されている、ねむる白くま

東京医科歯科大学病院小児科では、通院・入院中の子どもたちに笑顔を届けることを目的として、「小児科病棟にプロジェクションマッピングを作ろう!」プロジェクトを2021年9月よりスタートしました。   

当事業は、クラウドファンディングによりプロジェクト資金を募るかたちで行いました。その結果、多くの方からのあたたかいご支援が集まり、最終的に405名の支援者の方々から合計5,297,000円ものプロジェクト資金のご支援をいただくことができました。

2021年12月には小児病棟の中庭にクリスマスツリーや、壁をよじ登るネズミ、ねむる白くまなど、たくさんのアニメーションによる大きなプロジェクションマッピングを上映して、クリスマスを明るく彩ることができました。

小児科外来に設置されたおこじょのプロジェクションマッピング

そしてさらに、2022年4月からは病棟だけでなく外来にも、おこじょ(やまいたち)やマネするねずみ、ねむる白くまなどの可愛らしい動物たちのプロジェクションマッピングを常設することができ、病棟や外来では子どもたちの笑顔が広がっています!

また、今年のクリスマスには倍の面積のプロジェクションマッピングを予定しています!

小児科では、今回のプロジェクト成功を糧に、これからも小児医療に情熱を注いでまいります。

〈READYFOR「子どもが指さしするアート。病棟にプロジェクションマッピングを!」クラウドファンディングプロジェクトHP〉
https://readyfor.jp/projects/tmdu-ped_art

小児病棟の中庭でのねむる白くまプロジェクションマッピングの様子

小児病棟の中庭でのクリスマスツリープロジェクションマッピングの様子

小児科病棟に設置予定の手指消毒の仕掛けとアニメーションを組み合わせたプロジェクションマッピング

小児科病棟廊下に設置されたマネするねずみ

左からプロジェクトを企画した廣木遥(小児科)、谷田けい(小児科)、プロジェクションマッピングをデザインした上平晃代(映像/メディアアート作家)、桐山孝司(東京藝術大学大学院映像研究科長)