創立記念日行事を開催しました

創立記念日行事を開催しました

 10月12日(金)は、本学の前身である東京高等歯科医学校が1928年(昭和3年)に、唯一の官立歯科医学教育機関として設置されてから90周年の記念すべき日であり、創立記念行事として種々の取り組みを行いました。
 まずは、M&Dタワーと3号館の一部教職員等を対象として、防災訓練を行いました。このところの自然災害が頻発していることを反映してか、学生やオープンラボ利用者も積極的に参加していただきました。 M&Dタワー地下での火災発生を想定した避難訓練参加者は、おそろいのTMDUビブスを着用し、職場ごとに揃って避難しました。知と癒しの庭にて点呼により全員避難を確認した後、本郷消防署の協力による「消火訓練」や起震車を使った「地震体験」、煙ハウスによる「火災時の煙体験」を行い、訓練は無事に終了しました。参加者は、日頃から自然災害を意識して、避難場所や避難経路を確認することの大切さを再認識したようでした。今回の防災訓練の対象ではなかった教職員、学生、大学関係者や構内店舗で働く方などを含め、いま一度、避難場所や安否確認の方法などを確認してみてはいかがでしょうか。
 防災訓練に続き、自校愛を育むための「マイキャンパスプロジェクト」として、附属病院の職員を含む教職員と学生たちで大学構内及び周辺道路の清掃を行いました。吉澤学長が陣頭指揮を執り、草取りやゴミの除去に汗を流しました。ゴミ集積所には大量の枯れ葉や折れた枝などが集められ、改めて今年の台風の激しさを思い知らされました。
 午後からは仕事に対するモチベーションを高揚のための「やる気倍増プロジェクト」により、各賞を受賞した教職員への表彰式を行いました。教育実践に顕著な成果をあげた2名に「ベストティーチャー賞」、優れた研究成果をあげた2名に「優秀研究賞」、附属病院内で素晴らしい取り組みをした2チームに「医療チーム功労賞」として、表彰状と楯を吉澤学長が授与、表彰しました。続いて、長年本学の発展に貢献された職員に対して永年勤続者表彰を行いました。表彰された方は皆、こぼれるような笑顔で表彰状を受け取られ、つられた学長も笑顔で祝辞を述べるなど大変和やかな創立記念行事となりました。