スポーツ医歯学分野の中禮宏助教、柴田千帆大学院生らが「2017(H29)年度日本スポーツ歯科医学会学会賞」(学会賞、研究奨励賞)を受賞しました
本学、スポーツ医歯学分野の中禮宏助教、柴田千帆大学院生らが「2017(H29)年度日本スポーツ歯科医学会学会賞」(学会賞、研究奨励賞)を受賞し、2018年度の第28回学術大会時(6月23-24日)に表彰されました。
学会賞(モリタ賞)
中禮 宏 ほか
「マウスガードの高機能化に向けたガラス繊維強化材料の応用と緩衝空間の設定効果」
マウスガードの衝撃吸収性能をより向上させるために,ガラス繊維による材質強化と緩衝空間の設置効果に関する実験的検討を行った。ガラス繊維強化型マウスガード材料で対衝撃面を補強しただけでは衝撃吸収能は向上しないが,緩衝空間を設けることで衝撃が効果的に減弱され,かつその伝播も緩やかなものとなることが示唆されることを報告した。
「マウスガードの高機能化に向けたガラス繊維強化材料の応用と緩衝空間の設定効果」
マウスガードの衝撃吸収性能をより向上させるために,ガラス繊維による材質強化と緩衝空間の設置効果に関する実験的検討を行った。ガラス繊維強化型マウスガード材料で対衝撃面を補強しただけでは衝撃吸収能は向上しないが,緩衝空間を設けることで衝撃が効果的に減弱され,かつその伝播も緩やかなものとなることが示唆されることを報告した。
研究奨励賞(大榮歯科産業賞)
柴田 千帆 ほか
「背部への衝突外乱から生じる頭部回転角加速度に対する咬合の介入研究」
近年さまざまなスポーツ活動中に頻発している脳震盪含めた頭頸部の重傷事故の防止に向けた不断の取組として,有効防具の開発や安全対策の確立が急がれている。そこでヒト被験者の背部に不意の衝撃を与えて頭部に回転加速を生じさせる外乱実験を行い,咬合の介入効果を分析検討した。
衝撃外乱によって生じる頭部の回転角加速度は咬合介入によって抑制されうる可能性があることを報告した。
「背部への衝突外乱から生じる頭部回転角加速度に対する咬合の介入研究」
近年さまざまなスポーツ活動中に頻発している脳震盪含めた頭頸部の重傷事故の防止に向けた不断の取組として,有効防具の開発や安全対策の確立が急がれている。そこでヒト被験者の背部に不意の衝撃を与えて頭部に回転加速を生じさせる外乱実験を行い,咬合の介入効果を分析検討した。
衝撃外乱によって生じる頭部の回転角加速度は咬合介入によって抑制されうる可能性があることを報告した。
表彰式の様子


