医科歯科大 中学生医療体験教室を開催しました

医科歯科大 中学生医療体験教室を開催しました

 東京医科歯科大学では、将来漠然と医療に関係する仕事をしたいと考えている中学生や、医療の仕事ってどういうことだろうと考えている中学生(東京都内の中学校に在籍)を対象とした医療体験セミナー「医科歯科大 中学生医療体験教室」を8月9日(火)に開催しました。この教室では、医師、歯科医師や、他のさまざまな医療職員の仕事の一部を聴いたり体験したりすることで、医療関係の業務に対する興味や将来多様な医療のプロフェッショナル養成教育を行う本学の各学科で学ぶことへの興味を向上してもらうとともに、地域貢献・社会貢献活動の一環としてもよい機会となりました。
 この体験教室は昨年から開催しており、今年は、第1部では医療に関する仕事に興味がある中学生に対して、臨床講座の教授から医師・歯科医師・看護師・臨床検査技師・歯科衛生士・歯科技工士等の医療スタッフの仕事について講義形式で紹介しました。
 また、第2部では本学の学生たちが技術訓練を受けている施設や器具を使って、医療職員が毎日行っている仕事を模擬体験しながら、医療についてわかりやすく学べるように企画しました。
 今回は30名の募集人数に対し90名弱の参加希望者があり、抽選の結果31名の中学生が参加し、医学部・歯学部の先生から直接指導を受けて、医師、歯科医師、その他医療スタッフの仕事を熱心に体験しました。
 また、修了式の後にも、田上理事(教育・学生・国際交流担当)・副学長・統合教育機構長に今後の勉強の方法などを熱心に質問する学生の姿がありました。

 参加者からは大変好評を頂いており、
「今回の体験教室では、医師や歯科衛生士、看護師さんなどチーム医療で活躍されている方の話を聞くことができて、とても将来の参考になりました。来年もぜひ参加したいと思います。」
「将来看護師になりたいのでとてもいい経験をすることができました。」
「人形で体験したとき、本物そっくりで少し緊張しました。歯の体験の時には、時間を忘れて熱中してしまうくらい楽しかったです。」
といった感想が寄せられました。

 今回の開催を通じて、中学生時代から、既に医療関係職に関して大きな興味を抱いている学生が大勢いることがわかりましたので、今後も、将来、医師・歯科医師・看護師・臨床検査技師・歯科衛生士・歯科技工士等の医療の仕事に興味を抱く子供たちに、少しでも医療の仕事を知ってもらえるように、更には本学の活動をより知って貰うために、創意工夫を続けながらこの教室を充実させていく予定です。

開講の挨拶をする田上教育・学生・国際交流担当理事

教室の様子

医師と医療スタッフの仕事について講義をする三宅教授

歯科医師と医療スタッフの仕事について講義をする水口教授

看護師・臨床検査技師の仕事体験①

看護師・臨床検査技師の仕事体験②

歯科衛生士の仕事体験①

歯科衛生士の仕事体験②

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