気管支喘息(ぜんそく)

気管支喘息(ぜんそく)

 原因物質を吸い込むことで、気道(空気の通り道)の粘膜が炎症を起こして中が狭くなり、
呼吸が苦しくなったり、咳が出たりします。気道を刺激する原因物質としては、ダニ・ホコリ、
ペットの毛・フケ、お酒、タバコ・お香の煙、大気汚染、運動、風邪・疲労・ストレス、気候
などが挙げられます。成人になってから発症する方もいます。

 治療は大きく2つに分かれます。
①発作時に炎症を抑える治療(原因からの回避と内服、点滴、吸入薬)
②平常時の炎症を抑えて発作を予防する治療(原因からの回避と主に吸入薬)

 喘息は慢性の病気で完治は難しいですが、症状がなくても普段から炎症を抑える治療を
続けることで、たいていの喘息はコントロールができます。