久保田俊郎教授 最終講義が行われました。

久保田俊郎教授 最終講義が行われました。

平成28年3月9日に、鈴木章夫記念講堂におきまして、東京医科歯科大学大学院
生殖機能協関学分野 久保田俊郎教授の最終講義が行われました。
「悩める女性と向き合っての41年間」と題して、産婦人科へ入局された動機から教授就任までの診療経歴、さらにご専門とされた生殖内分泌および女性医学の研究領域については、子宮内膜における血管作動性物質の影響からスタートして、血管機能、卵と精子の基礎研究、骨代謝研究と内容が発展したことをわかりやすく解説されました。その他、臨床では、教授就任後に分娩数や採卵数、内視鏡手術数が飛躍的に伸びたこと、また最後に少子高齢化社会の日本における生殖医療や周産期医療の重要性、またその後の女性医学による生涯をとおしたプライマリケアを説かれ、「誠実、実行、ねばり」をモットーとして教授職を全うされたことを、とくに若い医師へのメッセージとして話されました。

最終講義を行う久保田教授

花束贈呈を受ける久保田教授(1)

花束贈呈を受ける久保田教授(2)

集合写真

今回この最終講義を開催するにあたり、医学部学務の皆様には多大なご協力をいただきましたことと、また御参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。