本学の南米大腸癌プロジェクトが経済産業省の「平成25年度 日本の医療機器・サービスの海外展開に関する調査事業」に採択されました。
平成25年度日本の医療機器・サービスの海外展開に関する調査事業
事業名
日本式大腸がん検診システム普及プロジェクト
背景
南米では、生活習慣病(がん等)による死亡率の増加が大きな問題となっている。なかでも生活水準の向上や食生活の欧米化により大腸がんの増加が顕著になっている。
特にブラジルでは、大腸がんの罹患率が1996年から2010年の14年間で76%増加しているにもかかわらず、大腸がんの早期発見に対する取組が未だ不十分である。そこで、チリ国内において「大腸がん予防に向けた検診」で実績のある東京医科歯科大学が中心となって、「日本式大腸がん検診システム」を中南米に普及させ、日本の医療機器の輸出拡大を目指していく。
特にブラジルでは、大腸がんの罹患率が1996年から2010年の14年間で76%増加しているにもかかわらず、大腸がんの早期発見に対する取組が未だ不十分である。そこで、チリ国内において「大腸がん予防に向けた検診」で実績のある東京医科歯科大学が中心となって、「日本式大腸がん検診システム」を中南米に普及させ、日本の医療機器の輸出拡大を目指していく。
事業の目的
将来的には、「日本式大腸がん検診システム」を中南米に普及促進を行っていくことで、大腸がん罹患リスクの高い患者のスクリーニングや大腸内視鏡を使用した精密検査、採取した細胞の病理診断といった検診精度の向上や検診費用の効率化を図ることが可能となる。さらには、早期発見による医療費の抑制といった経済効果も期待できる。