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研究

1)共刺激分子(Co-signal molecules)研究
東教授が1990年に発見した共刺激分子CD86は、樹状細胞などの抗原提示細胞に発現誘導され、T細胞免疫応答制御の要となる分子です。今日では、CD28-CD80/CD86シグナル経路は免疫応答と免疫寛容のコントロールに不可欠なものとして免疫の教科書に必ずのっています。共刺激分子は、細胞表面に発現誘導される膜タンパク分子であり、リセプターとリガンドとの結合を介して正および不の活性化シグナルを伝達することで、細胞機能を制御しています。これらの分子を標的とした分子標的医薬(抗体医薬)が開発され、自己免疫疾患や癌治療にすでに臨床応用されています。当分野では、既存およびまだよく機能のわかっていない共刺激分子の探索および機能解析を行っています。共刺激分子の機能と病態への関与を解明し、移植・感染症・自己免疫・アレルギー・癌などへの免疫治療法開発を目指しています。

2)口腔免疫研究
口腔粘膜や歯における免疫応答は、全身性免疫と共通な部分と口腔独自のユニークな部分から成り立っています。口腔独自のユニークな点を、口腔粘膜・歯肉・歯髄に存在する樹状細胞や T細胞などの免疫担当細胞および上皮細胞や象牙芽細胞などの局所組織細胞に注目しながら、分子レベルで解析することにより、口腔における免疫応答の特性を明らかにしていきます。さらに、口腔に存在する多くの共生細菌が口腔免疫環境に与える影響にも注目しながら、口腔免疫システムの真の理解を目指します。口腔疾患研究では、2大口腔感染症であるう触と歯周病、口腔癌、口腔粘膜疾患などの病態解明と治療法開発に免疫学的な観点からアプローチしています。