記者懇談会(平成30年度第1回)「大学運営の新しい取り組み」 を開催しました

記者懇談会(平成30年度第1回)「大学運営の新しい取り組み」 を開催しました

 医科歯科大の活動を新聞・テレビ・雑誌などのメディアに関わる方々に身近に知っていただく機会として、記者懇談会を広報部主催で定期的に開催しています。

 今年度第1回目となる本会を5月17日(木)に、湯島キャンパスM&Dタワー26Fファカルティラウンジにて行い、多数のメディア関係者と、多くの本学関係者が参加しました。

 前半の講演では、吉澤靖之学長より、「大学運営の新しい取り組みについて」と題して、診療、研究、教育、国際に関する組織改革をはじめとする、本学の新しい取り組みについて、紹介がありました。
また、大学院医歯学総合研究科消化管外科学分野の絹笠祐介教授より、本学の特色ある活動として、「直腸がん・大腸がんに対する低侵襲手術の解説について」と題した講演を行いました。本講演では、2018年4月診療報酬改定でロボット支援下内視鏡手術が新たに保険適用になったことにより、実施件数が増えていることから、患者さんの医療費負担が減り、実施しやすくなったとの説明がありました。
 引き続き、産学官連携・研究展開担当理事の渡辺守理事より、5月14日に本学鈴木章夫記念講堂で京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授をお招きして行われた「創生医学コンソーシアム」キックオフシンポジウムについて、500名以上の方に参加いただき、大盛況のうちに終了したとの報告がありました。

 後半の情報交換会では、講演者を囲んで、メディア関係者からの活発な質問、直接のやり取りや名刺交換があったりと、本学関係者との交流を深めることができました。 
特に、絹笠教授は直腸がんに対するロボット手術の国内第一人者でもあることから、囲み取材では多数のメディア関係者より質疑応答があり、ロボット手術への関心の高さを実感することができました。

 今後も東京医科歯科大学の活動を幅広く社会にPRし、健康長寿社会実現のための世界的拠点形成と医学・歯学のグローバル人材を育成することで、我が国のみならず世界の人々の健康と社会の福祉に貢献することを目指して参りたいと思います。

講演をする吉澤学長

講演をする絹笠教授

講演をする渡辺理事

会場内の様子

情報交換会 開始の挨拶をする烏山理事

情報交換会冒頭の出席者紹介

情報交換会でメディア関係者から囲み取材を受ける絹笠教授

メディア関係者に応対する吉澤学長