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2012年

( 1 ) ---D3教育
1.「神経と感覚」ユニットの講義
神経細胞の興奮の伝導・伝達機構、体性感覚、視覚、味覚、嗅覚、聴覚、平衡覚についての講義をおこなう。生体の神経系の基本的なメカニズムと感覚・知覚のメカニズムについて学習する。

2.「運動系」ユニットの講義
筋収縮のメカニズムと調節機構、反射についての講義をおこなう。骨格筋の基本的構造と収縮の生理的メカニズム、深部感覚ならびに骨格筋反射について学習する。

3.「中枢神経系」ユニットの講義
行動、情動、睡眠、高次機能についての講義をおこなう。中枢神経系の機能について学習する。

4.「咀嚼と嚥下のバイオロジー」ユニットの講義
咀嚼と嚥下の神経機構についての講義をおこなう。咀嚼システムの制御機構についての学習をおこなう。

5.「摂食、消化、吸収」ユニットの講義
唾液の分泌機構、消化管の運動・消化・吸収機構についての講義をおこなう。口腔にはじまる一連の消化管の機能について学習する。

6.「生理機能実習」ユニット
人体が正常に機能する生理的機構について実験を通して学ぶことを目的とする。基本的な実験手技を修得し、データを整理し、そこから得られる実験結果をまとめ、結論を導き出す過程を体験することを目指す。

---D2教育
1.「神経系の機能 I(神経生理学総論、運動機能)」ユニットの講義
感覚、知覚、運動にかかわる末梢、中枢神経系の機能についての講義を行う。活動電位の発生・伝導の機序、シナプスの伝達機序、骨格筋収縮メカニズム、筋伸展受容器および脊髄・脳幹・小脳・大脳基底核・皮質運動野の機能について学習する。

2.「神経系の機能 II(知覚、情動、本能、睡眠、高次機能)」ユニットの講義
感覚、知覚、運動にかかわる末梢、中枢神経系の機能についての講義を行う。感覚系の機能、情動・本能・睡眠の神経機構、高次脳機能について学習する。

3.「生命維持のための生体機能」ユニットの講義
人体生命維持システムの機能を習得する。自律神経の構造と機能、循環、呼吸、消化・吸収、体液・体温調節・代謝、排泄・体液調節、内分泌と生殖の機能について学習する。

4.「口腔生理」ユニットの講義
人体における末梢神経系と感覚器の構成と役割についての講義を行う。口腔領域の体性感覚機能、正常な咀嚼と嚥下の神経制御機構、唾液の分泌機構、口腔領域の痛みについて学習する。

5.「生理学実習」ユニット
人体が正常に機能する「しくみ」を実験を通して実体験し、得られたデータを正確な解釈のもとに組み立てて現象を論理的に習得する。


( 2 ) 研究
1. 運動、行動制御に関わる脳機能の解明
Neural mechanisms of motor control.
運動、行動の発現とその調節にかかわる脳内メカニズムについて、動物とヒトを対象として研究する。

2.知覚、認知に関わる脳機能の解明
Neural mechanisms for perception and cognition.
視覚と触覚による対象の知覚と認知にかかわる脳内メカニズムについて、動物とヒトを対象として研究する。

3.大脳皮質聴覚野における自然音の処理機構
Processing of natural sounds in auditory cortex.
様々な自然音弁別に際し一次聴覚野と聴覚連合野がどのように情報処理に関わっているのかを動物を用いて研究する。


( 3 ) 研究業績
[原著]
1. Yamashita A, Fuchs E, Taira M, Yamamoto T, Hayashi M. Somatostatin-immunoreactive senile plaque-like structures in the frontal cortex and nucleus accumbens of aged tree shrews and Japanese macaques. J Med Primatol 41(3):147-157, 2012.
2. Ojima H, Taira M, Kubota M, Horikawa J. Recognition of non-harmonic natural sounds by small mammals using competitive training. PLos One 7(12): e51318, 2012.

[著書]
1. Ojima H. Primary Auditory Cortex as a node of the ascending, descending, and local connectivity. In: Elhilali M edt. Auditory cortex; Anatomy, functions and disorders. New York:NOVA Biomedical; 2012 (ISBN 978-1-62100-685-5).

[総説]
1. 泰羅雅登. 前庭系と頭頂葉. Clinical Neuroscience 30:46-49, 2012。
2. 泰羅雅登. 高次視覚野の神経生理. Dorsal pathway, Clinical Neuroscience 30:879-882, 2012。
3. 泰羅雅登. 脳の中のナビゲーションシステム. BRAIN and NERVE ISSN 1881-6096 (Print) ISSN 1344-8129 (Online)、 64巻3号(2012.03)P.263-271。
4. 小島久幸、窪田道典、杉本俊二、泰羅雅登、堀川順生. モルモットによるノイズ様自然音の識別における音響要因聴覚研究会資料、 平成24年、42(8):663−667。
5. Schreiner CE, Kanold PO, Ojima H, Shamma SA, and Lomber SG. Auditory cortical functions: Insights from current approaches. Acoustics Today. 8(2):42-50, 2012.

[学会]
(国内)
1. 勝山成美、吉澤英之、齋藤綾、臼井信男、泰羅雅登:視覚情報がアクティヴタッチによる硬さ知覚に与える影響、第63回知覚研究会、東京、平成24年2月16日。
2. 勝山成美、舘枝里子、臼井信男、吉澤英之、齋藤綾、泰羅雅登:アクティヴタッチにおける視覚情報の影響、
第35回日本神経科学大会、名古屋、平成24年9月19日。
3. 臼井信男、勝山成美、泰羅雅登:漢字と仮名の認知における側頭後頭皮質の活動−fMRIによる検討、 第63回知覚研究会、東京、平成24年2月16日。
4. 臼井信男、勝山成美、泰羅雅登:漢字語と仮名語の認知における紡錘状回の活動、 第15回認知神経心理学
研究会、東京、平成24年8月5日。
5. 金島貴子、臼井信男、和田淳一郎、犬飼周佑、大森浩子、島崎一夫、秀島雅之、小野卓史:矯正装置装着が構音時脳賦活状態および自己評価に与える影響について−fMRIによる研究、 第71回日本矯正歯科学会大会、 盛岡、平成24年9月27日。
6. 金島貴子、和田淳一郎、犬飼周佑、大森浩子、島崎一夫、秀島雅之、泰羅雅登、倉林亨、五十嵐順正、小野卓史:矯正装置装着による発音困難度および構音時脳賦活状態の経時的変化の解析-fMRIによる研究、 第77回口腔病学会学術大会、 東京、平成24年12月1日。
7. 庄井和人、笛木賢治、泰羅雅登、五十嵐順正:脳機能イメージング法を用いた義歯装着者における主観的・客観的咀嚼能力の関連性についての検討、 第77回口腔病学会学術大会、 東京、平成24年12月1日。 
8. 小島久幸、窪田道典、杉本俊二、泰羅雅登、堀川順生:モルモットによるノイズ様自然音の識別における音響要因、平成24年度聴覚研究会、豊橋、平成24年11月23日。
  
(国際)
1. Ojima H, Tabei K-I, Taira M. Lower spectral component and fine temporal structure are important for sound discrimination behavior of guinea pigs. San Diego, USA, February 26, 2012.

[研究助成金]
1. 泰羅雅登 平成24−26年度 文部科学省科学研究費基盤研究(C) 空間認知地図の神経基盤の解明 研究代表者(課題番号:24500377)
2. 泰羅雅登 平成23-25年度 厚生労働科学研究費補助金 都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応 研究分担者(課題番号:H23-認知症-指定−004)
3. 泰羅雅登 平成24度 文部科学省科学研究費挑戦的萌芽研究 心を測る:不正咬合がもたらす心理的障害の脳機能イメージング 研究分担者(課題番号:23659964−01)
4. 泰羅雅登 平成24度 受託研究費(株式会社日本公文教育研究会) 非侵襲的脳機能画像法による、歌い聞かせと読み聞かせに関する脳内機能の解明 研究代表者
5. 勝山成美 平成23−25年度 科学研究費基盤研究(C) 陰影による三次元運動視のメカニズムの研究 研究代表者(課題番号:23500382)
6. 勝山成美 平成23−24年度 新学術領域「質感脳情報学」公募研究 視覚情報がアクティヴタッチによる質感に与える影響 研究代表者(課題番号:23135508)
7. 小島久幸 平成23−25年度 文部科学省科学研究費基盤研究(C) 社会行動を利用したモルモット音識別の音響および神経基盤 研究代表者(課題番号 : 22500368)


[その他] :特許、受賞、学会主催など
招待講演
1. Taira M: Neural mechanisms for navigation: Comparison between the medial parietal region and the parahippocampal gyrus. Frontiers in Primate Neuroscience Researches, Tokyo, February 23, 2012.
2. Ojima H and Taira M: State-dependent changes in background discharge of auditory core neurons in freely moving guinea pigs. The Acoustic Society of America Joint Symposium, Acoustics2012, Hong Kong, May 17, 2012.
3. Ojima H: Behavioral evaluation of the recognition of noise-like natural sounds by guinea pigs. Beijing International Workshop on Auditory Neuroscience. Tsinghua University, Beijing, China, May 19, 2012.