SDGsに向けた東京医科歯科大学の取組

教科書の廃棄をなくす、リユース支援事業

関連SDGs目標

実施部署
学生団体 Boxy(ボクシー)
<在校生から要らなくなった教材を募り、新入生に届けています>
学生団体Boxy(ボクシー)は、2020年に東京医科歯科大学の学生によって設立された団体です。それまで、本学では1年生(教養部の学生)が2年生(専門)に進級する際に大量の教科書が廃棄されていました。その数は年間300冊にも上り、中には新品同様の物もありました。とても勿体ないし、まだ使えるのに廃棄されてしまう教科書が可愛そうだ、と私たちは感じていました。

そこで、上級生から不要な教材を回収し教材を必要としている新入生とマッチングするサービスを開始しました。

<これまでの成果>
2020年 157冊回収、33冊配布
2021年 89冊回収、120冊配布
2022年 78冊回収、40冊配布

<展望>
私たちは、事業を進めるうえで「必要な人に必要なものを届ける」という考えを大切にしてきました。学生にとって教科書は予想以上に高くすべての教科書を購入できないという人もいます。また、部活動に所属している学生であれば先輩から教材を譲ってもらえる機会が多くありますが、そうでない学生にはチャンスがありません。コロナ禍で部活動に所属しない学生が増えている今、この問題はより深刻になっているでしょう。私たちは、本事業を通しこの様な格差を無くすことを目指しています。
現在は、同様のサービスを他大学に広めることも視野に入れて活動しています。

本取組に関するURL

本取組に関する問い合せ先

東京医科歯科大学 医療ビジネス研究会 学生団体Boxy
mail;boxytmdu@gmail.comまたは公式TwitterのDMまでお問い合わせください

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