機能分子病態学分野教員公募のお知らせ

機能分子病態学分野教員公募のお知らせ

1.職名
 准教授または講師
 
2.研究領域
 機能分子病態学分野では、細胞が恒常性を維持するための分子基盤として“選択的な細胞内の分解機構”に注目して、研究を進めています。細胞が生存する過程では有害な代謝副産物が産生され、また機能を失ったタンパク質やオルガネラが蓄積します。これらは細胞機能を損ない、疾患の原因となるため、選択的に除去される必要があります。私たちはこのような観点から、代謝物・タンパク質・オルガネラという異なる階層における選択的分解のメカニズムを理解するべく、研究を進めてきました。機能を喪失したオルガネラの選択的分解に際しては、対象のオルガネラを選択的にユビキチン化して、オートファジー分解に導く仕組みがよく知られています。一例として、本分野では、ユビキチンを介したミトコンドリアの選択的なオートファジー分解:マイトファジーの研究を推進してきました(Matsuda, JCB 2010; Koyano, Nature 2014; Okatsu, JCB 2015; Yamano, JCB 2020; Yamano, EMBO J. 2024 など)。今後は新たにユビキチンを介したペルオキシソームの選択的なオートファジー分解:ペキソファジー(Koyano, EMBO Rep 2019; Koyano,Nat Commun 2024)を対象に、その長鎖脂肪酸の代謝における役割にも注目しながら、研究を推進していきたいと考えています。
 本公募では、生化学・分子生物学・細胞生物学などの手法を駆使して、“ユビキチンを介したペキソファジーの分子機構と、その長鎖脂肪酸代謝との関連性”の解明に意欲的に取り組む研究者を募集します。研究対象としてのペルオキシソームに精通し、モデル動物を用いた疾患メカニズムの探究にも積極的に取り組める方を歓迎します。また、分野の准教授(あるいは講師)という立場上、分野長と連携しつつ研究室の運営に関わる様々な業務も積極的に推進してくれる方の応募をお待ちしています。

3.採用条件
 雇用形 態:常勤(任期制)
 採用予定日:2026年10月1日以降
 任 期:採用日から5年以内、再任は業績審査の結果1回まで可能とする。
 試用期 間:採用日から6ヶ月間
 ※ 本学では、女性研究者支援を推進しており、女性研究者の積極的な応募を期待しています。全ての教職員が、出産・育児等のライフイベントと研究活動を両立できるよう
 様々な取り組みを行っています。本学の取り組みは下記ページをご覧ください。
 【女性研究者支援の推進について】:
 http://www.tmd.ac.jp/employment/teacher/ang/index.html
 また、外国人研究者、外国で学位を取得した研究者及び外国において教育研究に携わった研究者等の応募を歓迎します。

4.給与等
 国立大学法人東京科学大学就業規則に基づく任期制の教員
 給 与:国立大学法人東京科学大学職員賃金規程による。
    (学歴・職歴に応じ本学規程に準じて決定)
 勤務時間:裁量労働制
      月~金 8:30~17:15を基本とし、労働者の裁量に委ねる。
      (専門業務型裁量労働制により、7.75時間働いたものとみなされます)
      ※労働基準法関連規則の改正により、専門業務型裁量労働制の適用は同意制となります。 
 休 日:土・日曜日、国民の祝日、年末年始(12/29~1/3)
 休 暇:年次有給休暇、特別休暇、病気休暇など
 社会保険等:法令の定めるところにより加入します。
       文部科学省共済組合健康保険、共済年金、雇用保険、労災保険
 諸 手 当:本学賃金規程等により、支給条件を満たした場合に支給します。
      通勤手当、住居手当、扶養手当など
 受動喫煙防止措置の状況:敷地内全面禁煙

5.勤務地
 東京科学大学 総合研究院難治疾患研究所
 〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45

6.提出書類(A4版)
 (1)履歴書
 (2)研究業績目録(英文原著、英文総説、その他に分類し、新しい年度から順に記載するほか、インパクトファクターも併せて記載)
 (3)競争的研究経費等の採択状況(代表者・分担者を明記)
 (4)主要論文の別刷3編以内(コピー可)
 (5)上記論文について、それぞれ200字程度の解説文
 (6)これまでの研究内容・方向性、将来への抱負(1000字以内)
 (7)その他特記すべき事項(受賞ほか)

7.応募方法
 (1)応募はオンラインにより受け付けますので、下記内容を電子メールに記載のうえ、
 2026年5月27日(水)までに、湯島研究院事務グループ(pr.mri.adm@tmd.ac.jp)へお知らせください。
 【電子メールの記載内容】
 ア.氏名及び所属
 イ.応募者の連絡先(電話及び電子メールアドレス)
 なお、送信の際の件名は、「機能分子病態学分野教員(准教授)公募に応募」としてください。
 (2)電子メールの内容を確認した後、担当者から提出方法をお知らせします。
 (3)上記6.提出書類は、書類提出締切日までに提出ください。

8.書類提出締切日
 2026年5月28日(木)

9.問い合わせ先
 東京科学大学 研究院事務部 湯島研究院業務推進課 湯島研究院事務グループ
 TEL:03-5803-4504 Fax:03-5803-0392
 E-mail: pr.mri.adm@tmd.ac.jp