令和6年度(2024年度)TMDUトップレベルAI研究のための共創型エキスパート人材育成プログラム対象学生(TMDU-BOOST生)の募集について

The following information is for ALL EMPLOYEES and POSTGRADUATE STUDENTS of our university. 
As for the international students/researchers, If you cannot understand this content, please ask your tutors or supervisors to assist you.
この情報はすべての教職員および大学院生に関係のあるものです。
日本語の分からない留学生や外国人研究者については、すみやかにチューターや指導者の方が本件についてお知らせください。
 
2024年7月2日
大学院学生 各位
 次世代AI人材育成プログラム 事業統括 清水秀幸
 
令和6年度(2024年度)TMDUトップレベルAI研究のための共創型エキスパート人材育成プログラム
対象学生(TMDU-BOOST生)の募集について

申請を希望される方は、下記の内容を十分に確認のうえ申請してください。
公募:7月2日(火)
(申請受付:7月16日(火)10時から7月19日(金)14時まで 厳守)
 
○次世代AI人材育成プログラムとは
本学は科学技術振機構(JST)の「次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)」事業に採択され、令和6年度より大学院生の支援を開始します。
本事業では採択された大学がトップレベルの次世代AI分野(AI分野及びAI分野における新興・融合領域)に資する研究に取り組もうとする博士後期課程学生に対して、十分な生活費相当額(研究奨励費)及び研究費を支援することで、当該国家戦略分野の研究者層を厚くし、イノベーション創出や産業競争力を強化することを狙います。
※大学統合後も採用生の支援は継続されます。ただし、支援内容に変更が加わる可能性があります。
 
次世代AI人材育成プログラム
https://www.jst.go.jp/jisedai/boost-s/index.html


具体的には、優秀な大学院博士後期課程学生を選考し、修業年限中に、〔研究奨励費(生活費相当)〕を毎月30万円、〔研究費〕を年間30万円)、3年間(36カ月)支給します。


○募集対象者
・年次(2024年4月1日時点)
(1)医歯学総合研究科医歯学専攻(博士課程〔4年制〕):2年次(修士課程からの進学者、MD-PhD・DDS-PhD・研究者養成コースの進学者を含む)
(2)医歯学総合研究科生命理工医療科学専攻(博士後期課程〔3年制〕):1年次
(3)保健衛生学研究科(5年一貫制):3年次

・専攻分野等
(1)    現在、次世代AI 分野(AI 分野ならびにAI 分野における新興・融合領域)の研究開発を推進している学生
(2)自身が持つ高い専門性(バイオ、材料、社会経済、医療など)を活かしつつ、それを越えて次世代AI 分野にチャレンジする学生
(3) 将来的に次世代AI 分野を開拓・牽引していこうという志と能力を持つ学生

・研究対象等
(1)AI に関する先端的な研究開発、AI を用いた他分野への応用、研究室や大学の垣根を越えたデータへのアクセスや共同研究
(2)他分野の専門性(バイオ、材料、社会経済、医療など)を持つ学生のAI 分野における異分野融合研究
(3)AI を用いた社会課題の解決に資する研究開発、産学官や地域のセクターを超えた研究開発等、イノベーションの創出や産業競争力の強化に資する多様なAI に関する研究開発
(4)優れた研究能力を有し、上記の研究に専念することを希望する者

・次世代AI人材育成主メンター制度について
本事業においては、医療や生命科学などAI以外の専門性を持つ教員から指導を受けている学生も応募できますが、その場合はJSTの指示によりAIや情報科学に関する高い専門性を持つ教員にも「次世代AI人材育成主メンター」として並行して師事し、その教員とのAI関連分野に関する共同研究はもちろん、その教員が指定する授業や研究室の勉強会等に定期的にかつ主体的に参加することが求められます。以下の教員の中から必ず内諾をいただいた上で「次世代AI人材育成主メンター」を1名記載してください。

(敬称略、五十音順)
石谷 隆一郎、高地 雄太、島村 徹平、清水 秀幸、高橋 邦彦、中島 義和、二階堂 愛、坂内 英夫、宮野 悟

〇募集定員(新規):3名以内

【応募できない者】
次のいずれかに該当する者は、TMDU-BOOST生の応募および受給の資格を満たさない。
(1)日本学術振興会特別研究員DC1又はDC2、国費外国人留学生(日本政府から奨学金を支給されている外国人留学生)、本国からの奨学金等の支援を受ける外国人留学生
(2)安定した給与等を得る者(採用期間のいずれかの連続12ヶ月間において収入又は収入見込が原則240万円以上である者。なお、採用期間が12ヶ月に満たない場合は採用月数を12ヶ月に換算して原則240万円以上である者)。本学のほとんどの医員が該当します。
  ただし、アルバイト等の不安定な給与(医師・歯科医師等の医療職含む)※注1、本学又は他学のティーチングアシスタント(TA)とリサーチアシスタント(RA)の給与、本学のクリニカルアシスタント(CA)又はヘルスケアアシスタント(HCA)としての給与、若しくは研究者早期育成コース進学学生対象の奨学金給付規則に規定する奨学金(本学のMD-PhDおよびDDS-PhDコース)については、上記の「収入又は収入見込」(安定した給与等)には算入しない。

※(注1)基本的には、不安定な収入と説明可能なアルバイト収入であれば、年間で240万円を超過していたとしても本制度の支援対象となります。ただし、アルバイトにより研究やキャリア開発・育成コンテンツの取組に支障が出る場合は、支援の継続はできません。

(3)総額で年間240万円以上の給付型の奨学金を受ける見込みのある者。収入又は収入見込と給付型の奨学金を合算して240万円以上となる者。
 ただし、給付型の奨学金のうち授業料や研究費等に使途が限定されるものについては、上記の「収入又は収入見込」には算入しない。
(4)現に給付されている又は給付予定の奨学金がTMDU-BOOST生として受給するフェローシップとの併給を不可としている場合
(5)在学延長により標準修業年限を超過した者。ただし、長期履修者において標準修業年限内である者は除く。
(6) 採用時より修業年限までの期間、研究に100%専念できない期間がある者。


〇支給期間
標準修業年限内を支給期間とします。
ただし、最終学年に進級する前に中間評価を行いますので、研究の進捗状況に著しく遅滞がある者は、以降の支援を打ち切ることがあります。


○申請方法
7月16日(火)10時から7月19日(金)14時までに、以下のFormsから書類を提出ください。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=IbgL9w4edUa-MyJ2PTalPcweZQvpvtdKikrPoURDYfdUQjE4VzUwVjZHRExWM0VCV0w5TEcwOVBTUi4u

申請書類は以下のとおりです。

1) 履歴・収入見込申告書            〔申請様式1〕
ファイル名を「TMDU-BOOST様式1_学籍番号(半角)_氏名.xlsx」として、Excel形式のまま提出してください。
2) 研究業績書                〔申請様式2〕
ファイル名を「TMDU-BOOST様式2_学籍番号(半角)_氏名.xlsx」として、Excel形式のまま提出してください。
3) 研究計画書(自己アピール)            〔申請様式3〕
ファイル名を「TMDU-BOOST様式3_学籍番号(半角)_氏名.pdf」として、PDF形式に変換して提出してください。
1)~3)は必ず提出前に研究指導者に申請内容を確認してもらってください。
4) 研究指導者の確認書                    〔申請様式4〕
申請者は、受入れ研究室の研究指導者(原則として分野長)に、申請様式1~3の確認と申請様式4の所見の記載を依頼してください。申請者は、研究指導者からPDF形式で申請様式4をいただいてください。ファイル名は「TMDU-BOOST様式4_学籍番号(半角)_氏名.pdf」としてPDF形式で提出ください。

5) 研究業績を証明する添付資料 
論文発表のタイトルページ(著者、題、誌名、日付等の情報を含むもの)、学会発表の抄録(発表者、題、会議名、日付等の情報を含むもの)などのコピー等。 
ファイル名は、「学籍番号(半角)_氏名_XXXXX」としXXXXの箇所に何の業績の裏づけ書類かわかるようにファイル名を付してください。(Word, PDF, 画像の提出可)
※添付資料のない研究業績は、評価対象から除外します。


入学選抜試験の順位や、前年次の学部/修士課程の学業成績(GPA値)を選考の参考資料とします。なお、審査の過程で提出書類(源泉徴収票、給与明細、成績証明書等)の追加をお願いする場合がありますので、ご協力ください。
様式は下記リンク先に掲載しています。提出書類は、上記の指示にあるファイル形式で以下のFormsより提出して下さい。

○TMDU-BOOST生の選考・決定と結果の通知
申請書類に基づき、選考委員会にて書面選考を行い、1次選考合格者にはヒアリング選考を行います。研究計画のプレゼンや質疑、AIに関する専門性をふまえて採用者を選考委員会で決定し、採用者及び指導教員へ別途通知します。不採用者及びその指導教員へも通知は行います。
研究奨励費等の振込手続きや研究費の配分手続きについても、併せて連絡します。

○先端研究セミナーなど
研究成果報告会、研究力向上セミナー、キャリア形成セミナーなどについて、別途お知らせします。

○支援金等
研究奨励費(生活費相当)……毎月30万円
研究費……年間30万円。
※研究奨励費については課税の対象になりますので、必ずご自身で確定申告して下さい。
※研究費については受入れ研究室の研究指導者(原則として分野長)の管理になります。

○支援金等支給の停止について
休学をしている期間については、研究奨励費の支給を停止します。復学した場合、届出により研究奨励費の支給を再開するものとします。

○TMDU-BOOST生に採択された場合 [ 研究費受給のために ]
 ・改めて「研究活動上の不正防止ハンドブック」を通読し、「誓約書」が未提出の場合は直ちに提出してください。
 ・研究倫理教育eラーニング「eAPRIN」を必ず受講してください。
 ・「研究情報データベース」への登録と、随時更新をしてください。
 上記の3要件を 満たさない限り、研究費は配分しませんのでご留意願います。

「研究活動上の不正防止ハンドブック」     
https://www.tmd.ac.jp/files/topics/46796_ext_19_6.pdf
「eAPRIN」アクセス画面        
https://www.tmd.ac.jp/tmd-research/rule/prevention-injustice/#anchor20
研究情報データベース(入力画面)    
https://aris.tmd.ac.jp/

○支援金等の支給取り消しについて
TMDU-BOOST制度運営委員会が、次の各号のいずれかにより不適格と認めた場合、又は退学をした場合には該当学生はその資格を失い、年度当初(4月)に遡って支援金等の返金を求めることがあります。
(1) 懲戒、又は停学の処分を受けたとき
(2) 申請書又は提出書類の記載内容に虚偽があった場合
(3) 正当な理由がなく所定の届出を怠った又は遅滞した場合
(4) その他、運営委員会がTMDU-BOOST生として不適当と認めた場合

<重要>※必ずご確認ください(日本人学生のみ)
○日本学生支援機構JASSOの業績優秀者返還免除制度の重複制限
日本学生支援機構JASSOの大学院博士課程における業績優秀者返還免除制度と「次世代AI人材育成プログラム」との重複制限


(1)概要
財務省予算執行調査結果における「実質的に給付に相当する無利子奨学金の返還免除は、フェローシップ事業等の重複を原則として認めず、できるだけ多くの博士課程学生に支援が行き渡るようにすべき。」との指摘を踏まえた国の方針により、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「次世代AI人材育成プログラム」の支援を受ける者」(※本学におけるTMDU-BOOST生)は、大学院博士課程における「特に優れた業績返還免除制度」の適用対象外となります。

(2)対象者
令和5年度以降に大学院博士課程で第一種奨学生となる者から重複制限の対象
※令和5年度以降に第一種奨学生として採用された返還免除内定者が上記支援を受けることが決定した場合は、返還免除の内定は取り消しとなります。


○本件申請先/問い合わせ先
■提出先について
Forms:  https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=IbgL9w4edUa-MyJ2PTalPcweZQvpvtdKikrPoURDYfdUQjE4VzUwVjZHRExWM0VCV0w5TEcwOVBTUi4u 

提出した日の翌々日迄(土日祝日除く)に受信確認のメールが届かない場合はご連絡下さい。

■問い合わせ先について
学生支援事務室学生支援総括係
Forms: 
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=IbgL9w4edUa-MyJ2PTalPcweZQvpvtdKikrPoURDYfdURjBCQTNKMUxYT1NMWUVPTUo4QTVHWEdGUS4u

質問内容により回答に時間を要する場合や申請締め切り間際の問い合わせは対応困難な場合がありますので、十分に時間的余裕をもってお問い合わせください。


<本件担当>
学生支援事務室学生支援総括係
Email: kousei.adm@ml.tmd.ac.jp

ファイルダウンロード