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東京医科歯科大学は、文部科学省による「スーパーグローバル大学創成支援」(タイプA:トップ型、世界大学ランキングトップ100を目指す力のある、世界レベルの教育研究を行うトップ大学)の支援対象機関に採択されました

事業の概要

 「スーパーグローバル大学創成支援」は、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦する大学など、徹底した国際化と大学改革を断行する大学を重点支援することにより、高等教育の国際競争力を強化することを目的としています。東京医科歯科大学は、タイプA:トップ型、世界大学ランキングトップ100を目指す力のある、世界レベルの教育研究を行うトップ大学の支援対象機関に採択されました。

○タイプA(トップ型)
 世界ランキングトップ100を目指す力のある大学を支援

○タイプB(グローバル化牽引型)
 これまでの取組実績を基に更に先導的試行に挑戦し、我が国社会のグローバル化を牽引する大学を支援

学長コメント

 国立大学の存在基盤は【「人と知恵」の拠点として人類社会に貢献する】ことであります。
 医学部、歯学部と2つの附置研究所から成る医療系大学としての特色を活かし、本学のミッションは、【「知と癒しの匠」を国内、そして世界へ展開する】としております。

 本学はこれまで、歴代学長のリーダーシップおよび教職員の不断の努力のもとで積極的に国際化を進めてきました。
 本学は、医療人養成機関であるため、学部教育の専門授業科目を全て英語化するには高いハードルがある一方、カリキュラムの国際標準化を積極的に進めてきました。具体的には、2002年より毎年、教員をハーバード大学に派遣してきました。その派遣人数は延べ143名になります。彼らが中心になり教育改革を進めてきた結果、昨年度は、医学科カリキュラムが国際認証評価を受審しました。
 また、学部学生の海外派遣については、研究・臨床など、目的をもった留学機会を多く設け、卒業までに医学科の3人に1人、全学でも5人に1人が海外経験をしております。
 大学院においては、医歯学系で国内トップクラスの外国人留学生数を誇り、帰国後、出身国の学長や学部長として活躍している多くの卒業生がいます。 
 これらの取組により、総合大学が有利と言われる Times Higher Educationの世界大学ランキングでも、国内8位と、高く評価されております。

 「グローバルヘルス」をテーマとし、「世界規模での健康レベル向上」を実現するための人材育成と国際貢献を展開していく本構想は、総合大学ではなく、医療系という特色を持つ本学だからこそできる取組であり、私のリーダーシップのもと、全教職員が一丸となって、本構想の実現に鋭意努力していきます。

東京医科歯科大学学長  吉澤 靖之

本学の構想について

 今回選定された構想「TMDU型グローバルヘルス推進人材育成構想:地球規模での健康レベル向上への挑戦」では、世界規模での健康レベル向上にむけて、日本が保健医療分野における経験/実績を踏まえて貢献し、世界とともに発展的存続を実現するために中心となって活躍する、グローバルヘルス推進人材を育成します。

 グローバルヘルスとは、
 地球規模の保健医療課題、それらの解決には、疾患治療に加え、疾患予防への努力、そして予防や回復を阻む様々な環境社会的要因の除去が必須です。また、先進医療だけでなく低コスト医療技術の開発が必須で、医療システム/医療保険制度の変革も要します。そのためには、基礎医学・臨床医歯学だけでなく、医用工学、社会医学、そして社会科学等、様々な学問の連携が不可欠です。このような「集学的アプローチ」で地球規模の保険医療課題の解決にあたることです。

 具体的取組として、
(1)ガバナンス体制強化/教学マネジメント改革を行い、
(2)入学者募集方法から、入試、学士(教養)、学士(専門)、修士/博士課程までを通した全体的な教育改革を行い、
(3)本学海外教育研究協力拠点の拡充/拡大およびそれらを活用した積極的な教育研究を展開します。
その原動力となるのは、全学的組織として新設する統合教育機構(仮称)であり、同機構を軸に、教育、研究、海外拠点を有機的にリンクし、本構想を推進します。

 そして、次の3つのゴールを目指します。
 ・アジアにおける、グローバルヘルス推進人材育成/研究拠点としての地位を確立
 ・世界規模の健康課題克服のため、集学的研究による、予防・診断・治療における革新的ソリューションを提供
 ・様々な国・地域における課題克服のため、国内外機関と協働し、研究/教育/医療の全チャネルを開いて貢献

資料

リンク