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分子免疫学分野

CD28-B7ファミリー分子

単一遺伝子や分子の異常で生じる病気は少なく,ほとんどの病気あるいは病的状態は,細胞と細胞間の相互反応における少しの異常が,さらに様々な因子によって反応増幅された結果,ひとつの病態を形成するものと考えます.人間社会における人間関係が複雑多岐であるのと同様に,生体における細胞社会も多様な細胞と細胞の相互反応によって一連の生体反応が起こり,これらに支えられて生命現象が営まれています.人間社会におけるコミニュケーションの手段は言葉・表情・スキンシップですが,細胞におけるコミニュケーションの手段は膜表面の機能分子とそのリガンドとの結合であり,また細胞が分泌する可溶性分子とそのレセプターへの結合であったりします.この多様で複雑な細胞社会学をできるだけ整理し,その機構を解明することが,病態の解明および治療につながっていくと考えています.
 当研究室では,免疫担当細胞と組織を構成する細胞表面に発現されるタンパク質である細胞表面機能分子の役割を中心に研究を進めています.