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隊員インタビュー:後藤宏樹さん(業務調整員)

―これまでのDMATとしての活動経験について教えてください

今回が初めての活動です。

―初めに被災地の被害状況を見た時の感想について教えてください

活動場所の熊本赤十字病院周辺では、一部崩落した建物や営業を停止している店舗等もありましたが、あまり被害の大きさを感じることはありませんでした。ただし、最初に震度7を観測した益城町に行った際は、大多数の住宅が崩落し、道路が地割れし、多くの方々が車や避難所での生活を余儀なくされているのを見て、被害の甚大さに恐怖を感じました。

―後藤さんは被災地でどんな活動に従事されましたか
DMATとして現地活動拠点本部内での活動、益城町での救護活動に従事しましたが、私は業務調整員として、情報の記録、運転、宿・移動手段の確保、会計、本院への定時報告、諸手続き等、他のメンバーが集中して活動に臨める様、サポート業務を行っておりました。

―被災者支援や他のDMATとの連携において、何か印象に残っている出来事はありますか

益城町での活動にて、家が倒壊したため車で生活しておられる方の救護をした際の出来事が今でも忘れられません。当時の状態からエコノミークラス症候群が疑われる方でしたが、涙を流し、不安そうにする家族に宮前看護師が「大丈夫です。今すぐにどうにかなる症状ではないので安心してください。」と肩をたたき声掛けしたところ、ご家族の表情が和らぎ、すごく安心されたような様子だったのが印象的でした。長い避難生活で健康が心配される中で、医療者の言葉が被災者の心の安心にも繋がることを感じた場面でした。

―その他、今回の活動を通じて、今後の災害支援活動、あるいは本学における活動に従事していく上でお考えになったことがあれば教えてください

今回業務調整員の立場から活動を通じて感じたことは、災害支援の現場では事務職員にも非常に重要な役割が多くあるということでした。災害の現場では医療のみならず、活動拠点本部内での活動やチームの情報記録・被災状況の共有など前に出て活動する場面が多くあります。
本院は東京都の災害拠点病院に指定されており、災害時には災害医療活動の中心としての動きが求められます。よって、今後発生が予想される首都直下型地震に備え、医学部附属病院のみならず、歯学部附属病院、本部の全事務職員が災害対応を行えるような体制を整備していくべきだと感じました。

インタビューに答えてくださり、どうもありがとうございました。