研究

研究

研究内容
当分野では、以下の2つの研究テーマに取り組んでいます。

【慢性的な健康問題を抱える患者および家族の主体的療養を促進するための研究】
 慢性疾患を抱え不確かさを感じながら療養する患者や家族が、主体的に症状や生活をマネージメントしていけるよう、様々な視点からの研究に取り組んでいる。自己管理行動の阻害要因と促進要因の解明、受容や意思決定のプロセスの構造化、自己管理の実態やそれが疾患管理に与える影響の調査などを行っている。

【先端・高度医療を受ける患者および家族に対する看護ケアの開発】
 疾病や外傷、侵襲的治療によって生命危機状況にある患者の治療に伴う苦痛や不安を緩和し、患者や家族のQOL向上を目指した様々な視点からの研究に取り組んでいる。
 侵襲的治療下にある患者について、療養プロセスにおける体験を構造化することや、治療成功・回復促進に関与する患者要因の探索、患者の治療や看護に携わる医療チームの連携や機能等に関する調査などを行っている。