1．肝癌・胆道癌における分子病理学的解析
　胆管癌・胆道癌、肝細胞癌の発生および進展に関わる分子機構を解析する。細胞接着分子インテグリンやその細胞外基質などの発現を病理学的、免疫組織化学的、分子生物学的手法を用いて解析し、治療や診断マーカーへの有用性を検討する。
2.　胆道癌早期診断のための病理組織学的・細胞学的検討
　 細胞診検査において胆道系由来の前癌病変・早期病変の検出率および診断精度向上を目指し、特徴的な蛋白質の発現や細胞形態を解析する。
3.　細胞診画像を用いたデジタルコンテンツの作成、AI画像診断
　細胞診画像を用いた教育コンテンツを作成し、さらにAI画像診断への応用を目指す
4．開発途上国における病理診断・病理技術の発展
　カンボジア、ラオスにおける病理技術の発展、精度管理、免疫組織化学診断体制の確立を目指す