記者懇談会(平成30年度第3回)「本学の特色ある活動の紹介(アレルギー疾患先端治療センター)」 を開催しました

記者懇談会(平成30年度第3回)「本学の特色ある活動の紹介(アレルギー疾患先端治療センター)」 を開催しました

 東京医科歯科大の活動を新聞・テレビ・雑誌などのメディアに関わる方々に身近に知っていただく機会として、記者懇談会を広報部主催で定期的に開催しています。

 今年度、第3回目となる懇談会を9月4日(火)に、湯島キャンパスM&Dタワー26Fファカルティラウンジにて行い、多数のメディア関係者と多くの本学関係者が参加しました。

 前半は、吉澤靖之学長挨拶につづき、本学の特色ある活動の紹介として、医学部附属病院皮膚科 横関博雄教授及び呼吸器内科 宮﨑泰成教授により、日本人が2人に1人が罹患すると言われているアレルギー性疾患について、皮膚科や呼吸器内科、耳鼻科、小児科のアレルギー専門家が協力して総合的に診療する取り組みが紹介されました。また、上気道(鼻など)と下気道(気管支炎など)のアレルギー性の炎症は密接に関連しており、総合アレルギー科専門医になることよって両方の治療が可能になることから総合アレルギー専門医の育成にも力を入れ、新しい治療法の開発やアレルギー疾患医療の均てん化について分かりやすく紹介がありました。
 後半の情報交換会では、本学の取り組みをポスター発表という形で宮﨑泰成学生支援・保健管理機構長より「東京医科歯科大学における女性支援」について、大学院医歯学総合研究科の小野卓史教授より「成長期における咀嚼機能低下と高次脳機能障害」についての発表がありました。

 会場に集まったメディア関係者の方々も、ポスター発表が始まると多く方々が発表者の前に集まり、各先生方の説明を熱心に聞き入り、成功のうちに懇談会を終えることができました。

 今後も東京医科歯科大学の活動を幅広く社会にPRし、健康長寿社会実現のための世界的拠点形成と医学・歯学のグローバル人材を育成することで、我が国のみならず世界の人々の健康と社会の福祉に貢献することを目指して参りたいと思います。

挨拶をする吉澤学長

講演をする横関教授

講演をする宮﨑教授

情報交換会開始の挨拶をする烏山理事

情報交換会冒頭の出席者紹介

情報交換会でメディア関係者から
囲み取材を受ける横関教授と宮﨑教授

ポスター発表をする宮﨑教授

ポスター発表をする小野教授