研究課題:炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)を対象とする創薬開発研究
本研究では、厚生労働省が指定する特定疾患(難病)である炎症性腸疾患(クローン病および潰瘍性大腸炎)の病態生理解明と本疾患を対象とした創薬開発を行なう。
具体的には、①炎症性腸疾患の発症メカニズムを、遺伝学的、免疫学的、細胞生物学的、超微形態学的手法を用いて解明する。また、②低分子化合物ライブラリーの中から、炎症性腸疾患の発症や重症化を制御できる化合物を同定し、前臨床段階までの開発を行なう。
本研究は、分子病態、生体防御学、病態細胞生物の3分野が協力した体制のもとに推進する予定である。
炎症性腸疾患は、寛解と再発を繰り返す慢性の腸炎であり、クローン病や潰瘍性大腸炎が含まれるが、その発症には環境要因と遺伝的要因の相乗効果が不可欠であることが知られている。環境要因としては腸内フローラが決定的な役割を果たしており、遺伝的要因としてはオートファジーの変調や免疫制御機構の異常等が知られている。本疾患の治療には、ステロイドや抗TNF-α抗体等の薬剤が用いられ一定の成果をおさめている。しかしながら、依然として満足できる治療成績を得るには至っておらず、新たな治療薬開発が求められている。
具体的には、①炎症性腸疾患の発症メカニズムを、遺伝学的、免疫学的、細胞生物学的、超微形態学的手法を用いて解明する。また、②低分子化合物ライブラリーの中から、炎症性腸疾患の発症や重症化を制御できる化合物を同定し、前臨床段階までの開発を行なう。
本研究は、分子病態、生体防御学、病態細胞生物の3分野が協力した体制のもとに推進する予定である。
炎症性腸疾患は、寛解と再発を繰り返す慢性の腸炎であり、クローン病や潰瘍性大腸炎が含まれるが、その発症には環境要因と遺伝的要因の相乗効果が不可欠であることが知られている。環境要因としては腸内フローラが決定的な役割を果たしており、遺伝的要因としてはオートファジーの変調や免疫制御機構の異常等が知られている。本疾患の治療には、ステロイドや抗TNF-α抗体等の薬剤が用いられ一定の成果をおさめている。しかしながら、依然として満足できる治療成績を得るには至っておらず、新たな治療薬開発が求められている。
研究メンバー
清水 重臣 教授 病態細胞生物学分野
中西 祐輔 助教
木村 彰方 教授 分子病態分野
樗木 俊聡 教授 生体防御学分野
櫻井 大祐 助教 分子病態分野
浅野 純平 特任助教 生体防御学分野
荒川 聡子 助教 病態細胞生物学分野
中西 祐輔 助教
木村 彰方 教授 分子病態分野
樗木 俊聡 教授 生体防御学分野
櫻井 大祐 助教 分子病態分野
浅野 純平 特任助教 生体防御学分野
荒川 聡子 助教 病態細胞生物学分野

