教授挨拶

教授挨拶

 臨床腫瘍学分野は2012年5月に三宅智先生が開設され、2024年4月から私が主任教授に着任いたしました。この分野は「腫瘍内科学(臨床腫瘍科)」、「がんゲノム治療学(がんゲノム診療科)」、「緩和医療学(緩和ケア科)」の三つの診療科で構成され研究、教育、診療に携わっております。
 近年、がん診療は目覚ましい進歩を遂げており薬物療法、緩和医療、がんゲノム医療は極めて高度な専門的な知識と経験が必要です。臨床腫瘍学分野は、横断的に深くがん診療を関わるため、がん治療の重要な役割を担っております。一方で、がん診療の専門家は、国内の専門病院や診療拠点病院の多くで人員不足です。私たちは、優秀で人間味のあふれた専門医の育成に全力をあげて取り組んでおります。さまざまな病院と連携し、魅力的な育成プログラムで多様な人材を育成する所存ですので、がん薬物療法、がんゲノム医療、緩和医療に興味がある方のご連絡を心よりお待ちしております。


                                                             主任教授 浜本 康夫