難治疾患研究所分子細胞遺伝分野、稲澤譲治教授が日本人類遺伝学会賞を受賞しました
賞の概要
1.学術賞
日本人類遺伝学会賞は一般社団法人日本人類遺伝学会が1968(昭和43)年に設けた学術賞であり、わが国の人類遺伝学の発展に貢献の大きかったものに贈呈される。授賞は毎年 1 件以内とされ、受賞者は、学会評議員または国内名誉会員の推薦を受けた候補者の中から、学会賞選考委員会(委員長1 名、委員6 名により構成)により選考される。平成29年度学会賞贈呈式ならびに受賞記念講演は学術総会において行われる。
[日本人類遺伝学会 学会賞授賞内規(1968年4月8日評議員会諒承)]
日本人類遺伝学会賞受賞者の要件は以下とする。
1)業績が卓越していること。
2)日本の人類遺伝学会の発展に貢献した人であること。
3)日本に生まれ、日本で教育を受けた人であること。
4)日本人研究者に、多大の刺激と影響を与えた人であること。
[昭和55年度学会賞選考委員会申合せ(1980年3月13日)]
[日本人類遺伝学会 学会賞授賞内規(1968年4月8日評議員会諒承)]
日本人類遺伝学会賞受賞者の要件は以下とする。
1)業績が卓越していること。
2)日本の人類遺伝学会の発展に貢献した人であること。
3)日本に生まれ、日本で教育を受けた人であること。
4)日本人研究者に、多大の刺激と影響を与えた人であること。
[昭和55年度学会賞選考委員会申合せ(1980年3月13日)]
2.受賞者
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 分子細胞遺伝 教授
東京医科歯科大学 疾患バイオリソースセンター長
稲澤譲治
東京医科歯科大学 疾患バイオリソースセンター長
稲澤譲治
3.受賞の対象となる研究題目
分子細胞遺伝学的アプローチによる癌と遺伝性疾患のゲノム・エピゲノム解析研究
4.受賞対象業績の内容
稲澤譲治博士は、ヒトゲノム解析プロジェクトの黎明期に、FISH法応用技術を開発し、遺伝子・DNAマーカーの染色体マッピングにおいて我が国のゲノムプロジェクト推進に大きく貢献した。引き続き、高精度アレイCGH法や、その応用法のゲノムワイドDNAメチル化スクリーニングのBAMCA法等を開発し、これら技術を用いた分子細胞遺伝学的アプローチにより、各種の癌と遺伝性疾患のゲノム・エピゲノム解析研究に大きな功績を残し、我が国の人類遺伝学の発展に寄与した。
(学会賞候補推薦文より抜粋)
(学会賞候補推薦文より抜粋)