東京医科歯科大学では、10月12日に創立記念日行事を、また、10月16日にホームカミングデイを開催しました。今年は1928年に本学の前身である東京高等歯科医学校が設立されてからちょうど88周年にあたります。

　12日には、自校愛をはぐくむための「マイキャンパスプロジェクト」として、役職員による大学構内と周辺道路の清掃を行いました。吉澤学長をはじめ多くの役職員がこのプロジェクトのために揃えたＴシャツを着用し、草取りやゴミの除去に汗を流しました。　
　また、午後からは職員のモチベーションの高揚のための「やる気倍増プロジェクト」として、教育実践に顕著な成果をあげた教員2名をベストティーチャー賞、研究活動において優れた成果をあげた教員2名を優秀研究賞、附属病院内で素晴らしい取り組みを行った2チームを医療チーム功労賞として表彰し、吉澤学長より賞状と楯が授与されました。続いて、永年勤続者表彰式を挙行し、長年大学の発展に貢献された職員を表彰しました。夕刻からは、報道関係者を招待して本学の活動を講演形式で紹介する記者懇談会を開催しました。　

　16日には、今年で７回目となるホームカミングデイを開催し、湯島キャンパスに緑を増やすための「癒しの緑づくりプロジェクト」として、卒後50年を迎える第14期生同期会から寄贈された大紅梅と冬至梅の2本を第14期生とともに植樹しました。午後には鈴木章夫記念講堂において、本学基金への寄附者に対する感謝状贈呈式や第14期生からの目録受領が行われました。その後、「日本の笑いを世界へ」というテーマで落語家の立川志の春さんによる講演が行われ、役職員、名誉教授、同窓生、学生など多くの者が熱心に聴講しました。最後の懇談会では、卒業生や名誉教授、本学役職員が参加し、在籍当時の思い出や本学のこれまでの変遷などについて和やかに懇談が行われ、一連の行事が締めくくられました。