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2016年東京医科歯科大学南極歯科医療ワークショップを開催しました

開会のあいさつを行う田上順次 理事・副学長

 2016年9月13日(火)本学7号館5階の歯学部示説室にて2016年東京医科歯科大学南極歯科医療ワークショップを開催しました。

 東京医科歯科大学歯学部附属病院は2015年11月より国立極地研究所と日本南極地域観測隊遠隔歯科医療相談における業務契約を結んでおり、テレビ会議システムを用いた本学と昭和基地間での歯科医療相談のほか、南極観測隊員への派遣前歯科検診、医療隊員への歯科医療研修実施など、南極観測隊の口腔内の健康を維持するために全面的な支援を行っています。南極観測隊には2名の医師が医療隊員として参加していますが、このような形で歯科医療機関が観測隊の歯科医療支援を行っているのは、世界でも日本そして東京医科歯科大学のみです。

 今回のワークショップでは東京医科歯科大学と南極昭和基地をテレビ会議システムでつなぎ、これまでの南極観測隊候補者への歯科検診、越冬医師への歯科研修、遠隔歯科相談、南極環境での口腔保健行動や疾患の実態についての報告を行いました。ワークショップには本学関係者、南極昭和基地の南極観測隊第57次隊医療隊員 森川博久 医師、西山幸子 医師のほか、医科分野の遠隔医療を実施しておられる東葛病院の大野義一朗 医師、国立極地研究所の方々、南極観測船「しらせ」に同乗する海上自衛隊所属の 山田毅 歯科医師・海老沢政人 歯科医師、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の元宇宙飛行士 向井千秋 医師が参加しました。森川医師による報告のあとに参加者による討論が行われ、今後の歯科医療支援の充実化に向けた貴重な情報交換の機会となりました。

座長を務めた川口陽子教授(健康推進歯学分野)

南極歯科医療支援において中心的な役割を果たしている
財津崇助教(健康推進歯学分野)

荒木孝二教授(統合教育機構)
本学でのスキルスラボを用いた歯科医療研修について報告を行いました

山口聰講師(顎顔面外科学分野)
極地環境で想定される口腔疾患と医療処置について解説しました

木下淳博教授(教育メディア開発学分野)
本学歯学部の中継講義でも用いられている遠隔歯科相談システムについて解説しました

このシステムを通じて遠隔地での歯科治療支援に必要な情報を得ることができます

森川博久医師(南極昭和基地)
第57次南極観測隊における歯科の現状について報告していただきました。当日現地の気温は-25度でこれでも暖かい方だったそうです。

報告の終わりに森川医師が昭和基地の紹介ビデオと美しいオーロラの映像を流してくださいました。

関連リンク

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 南極観測のホームページ
 http://www.nipr.ac.jp/jare/now/