スウェーデン政府からの調査団が本学を訪問しました

スウェーデン政府からの調査団が本学を訪問しました

 スウェーデン政府による日本へのファクト・ファイティング・ミッション(事実確認調査)のため、同国の調査団が、9月11日(火)に東京医科歯科大学を訪問しました。

 調査団は、昨年3月に発生した東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故に際する災害対応・医療支援・救援活動などについて、日本の主要な機関や専門家から学び、意見交換を行うために、保健福祉庁のシグルズソン調査官をはじめ、20名が来日しました。

 本学からは、医学部附属病院救命救急センターの村田希吉助教が東京・宮城・岩手・福島における同大学の災害派遣医療チーム(DMAT)の活動について報告を行いました。この活動報告に対してスウェーデンの調査団側からも多くの質問があったほか、自国の災害医療体制に関する説明が行われ、今回の訪問は両国にとって今後の災害医療の課題や可能性について理解を深める貴重な情報交換の場となりました。

  今回の来日を通して学んだ事柄は、スウェーデン福祉保険庁により「Kamedoレポート」としてまとめられることになっています。
スウェーデン福祉保険庁のウェブサイト(英文)
flickrのページ(英文)

講演の様子

講演を行う村田助教

スウェーデンの調査団からのプレゼント