東京医科歯科大学小児科

東京医科歯科大学小児科は、日常的な小児医療から難病の治療まで、
患者様の立場に立った優しい医療を行っています。

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小児科研究実績

研究内容(新着情報)

2023.12.22
「Clarivate Highly Cited Researchers 2023」に、森尾 友宏 教授が選出されました。
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2023.12.22
高澤啓助教(医学部内講師)が第56回日本小児内分泌学会において学術賞を受賞しました。
2023.12.22
大学院生の安達恵利子先生が、第56回日本小児内分泌学会において、若手優秀演題賞(演題名:臨床応用可能なOne-step PCRを用いたLong read sequenceによるCYP21A2解析法の開発と新規構造異常の同定)を受賞しました。
発表内容は10月にプレスリリースしたものと同様で、内容についてはそちらを参照ください。
2023.12.22
助教の西村聡先生らはこれまで疾患概念として認められていなかった骨髄/ナチュラルキラー (NK)前駆細胞性急性白血病 (Myeloid/natural killer cell precursor acute leukemia)の病態解明と治療法開発を行い、新規の独立した白血病であることをScience Advances誌で報告しました。このことは将来的な白血病のWHO分類の改定につながると考えられます。
骨髄/NK前駆細胞性急性白血病が、NOTCH1およびRUNX3の活性化とBCL11Bの不活性化に基づき発症する白血病で、L-アスパラギナーゼが有効な治療薬であることをつきとめました。また、シングルセルRNAシークエンスの結果から、NK細胞の起源の解明の一端を担う研究となりました。同内容は本学からプレスリリースされました。
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2023.11.24
寄附講座教授の髙木正稔先生と寄附講座講師の星野顕宏先生らが骨髄不全と免疫不全に関わるRAD50の異常を発見しJ Clin Immunol誌に報告しました。
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2023.10.20
大学院生の安達先生らが、かずさDNA研究所との共同研究で、新たな21水酸化酵素欠損症の遺伝学的診断法を開発し、米国内分泌学会誌(Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism)に報告しました。これまで、21水酸化酵素欠損症の遺伝子の解析は、偽遺伝子が隣接するため複雑な解析を必要としました。近年開発されたロングリードシークエンス法を用いることで、本疾患の遺伝子検査を廉価かつ容易に行うことができるようになり、遺伝子診断が研究レベルではなく、診断目的の検査として可能となる道を開きました。
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2023.10.20
寄附講座教授の髙木正稔先生と寄附講座講師の星野顕宏先生らが骨髄不全と免疫不全に関わるRAD50の異常を発見しJ Clin Immunol誌に報告しました。
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2023.08.25
西村聡助教らが、国際調査結果から造血細胞移植がX連鎖無ガンマグロブリン血症 (XLA)に対する代替的な根治治療となりえることをJournal of Clinical Immunology誌に報告しました。この成果によって、免疫グロブリン補充療法のみでは重篤な合併症を抑えることができないXLA患者に安全で有効となる造血細胞移植の可能性を提示しました。同内容は大学からプレスリリースもされました。
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2023.06.19
石井卓助教らが、胎児心臓超音波検査が保険収載された2010年前後で左心低形成症候群を含む先天性心疾患群の乳児期死亡トレンドが減少したことをPaediatric and Perinatal Epidemiologyに報告しました。
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2023.06.19
プロジェクト助教の尾崎富美子先生が、『炎症性皮膚疾患の分子病態解明と治療法の検討』という研究テーマで、令和4年度森永奉仕会研究奨励金特別賞 太田敬三記念賞を受賞しました。
2023.06.19
2023年 第65回日本小児神経学会学術集会で、東京都立神経病院に留学中の大原智子先生が若手優秀演題賞(タイトル:KMT2B異常症小児例に対する淡蒼球内節刺激療法の有効性)を受賞しました。
2023.05.22
4月22-23日に香港で開催されたAPSID IEIスクールで森尾教授がNovel Gene Discoveryと題して講演を行いました。
2023.05.22
寄附講座教授の金兼先生らは法医学の鵜沼准教授らとともに分子剖検によってCOVID-19に関連した小児突然死の背景にある希少疾患の診断に成功しました。
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2023.05.22
寄付講座講師の星野顕宏先生が、2023年日本小児科学会学術研究賞(タイトル:原発性免疫不全症の網羅的診断と機能解析に関する研究)を受賞しました。
2023.04.17
NR5A1はリガンドが同定されていない核内受容体分子(オーファン受容体)で、性腺発生、精巣分化に必須です。生化学的にはリガンドとされる物質は同定されているものの、生体内でのリガンドは不明です。また様々な共役因子と結合することが知られていますが、未知のものもあります。本報告では46,XY DSD患者より新たに見つかったリガンド結合部位に位置するミスセンス多型(R350W)の解析を行い、R350がNR5A1の機能に必須であること、その機能は未知のリガンドや共役因子との結合を介することを明らかにしました。
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2023.04.17
大学院生の金子修也先生らが、全身型若年性特発性関節炎に合併したマクロファージ活性化症候群における活動性指標の早期診断における有用性についてClin Immunol誌に報告しました。
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2023.04.17
山口洋平助教らが、α2アドレナリン受容体作動薬であるデクスメデトミジンが肺動脈平滑筋細胞増殖を抑制して肺高血圧症を改善することをThe Journal of Pharmacology and Experimental Therapeuticsに報告しました。
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2023.03.27
2023年 第6回日本免疫不全・自己炎症学会総会・学術集会において、プロジェクト助教の尾崎富美子先生が最優秀演題賞を受賞しました。
2023.03.27
西村聡助教が、「Eプロテイン誘導性のBcl11bエンハンサーの非コードRNA転写と核内移行によるαβおよびγδT細胞運命決定の機序の解明」のテーマで海外留学を助成する東洋紡バイオテクノロジー研究財団の長期研究助成を贈呈され、東洋紡株式会社よりプレスリリースされました。
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2023.02.27
食物早期摂取による食物アレルギー発症予防効果を期待した「ミックス離乳食」が日本でも販売されるようになってきています。一方で、2021年10月に日本アレルギー学会等から「ミックス離乳食に含まれる各食物30mg(蛋白換算)でもアレルギー症状が出る可能性がある」と注意喚起が出されました。国立成育医療研究センターに留学中の髙田数馬先生らが、鶏卵・牛乳・小麦アレルギーの診断または疑いがある0-1歳児を対象とした食物負荷試験結果を解析したところ、各食物30mgの摂取により卵白で6%・牛乳で17.5%・小麦で7.3%の児で症状が出現していました。ハイリスク児においてはより慎重に離乳食を開始する必要があることを報告し、第59回小児アレルギー学会学術大会で最優秀演題賞に選ばれました。
2022.12.26
大学院生の友政弾先生が、母親の生殖体細胞モザイク変異により発症したXIAP欠損症の症例をJournal of Clinical Immunologyに報告しました。
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2022.12.26
大学院生の井上健斗先生らが本邦におけるArtemis欠損症の遺伝学的特徴、臨床的特徴に関してJournal of Clinical Immunology誌で報告しました。
Artemis欠損症を新生児スクリーニングで感染症に罹患する前に早期に発見し、造血細胞移植を行うことが重要であることを示しています。また、長らく不明であった造血細胞移植の最適な内容に関しても示唆を示しています。
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2022.12.26
元大学院生で現在武蔵野赤十字病院小児科勤務の中川竜一先生の演題が第55回日本小児内分泌学会 若手優秀演題賞に選ばれました。
日本小児内分泌学会では、一次抄録、二次抄録を経て、高得点の演題10を選び、学会当日発表審査員の審査のもと、上位3つの演題に対して、最優秀演題賞、若手優秀演題賞を授与しています。
2022年は373演題が発表され、中川先生の演題が見事若手優秀演題賞を受賞しました。発表内容は2月28日にプレスリリースしたものと同様で、内容についてはそちらを参照ください。
2022.12.26
大学院生の新里大毅先生らが、血中のサイトカインを指標にruxolitinibを併用した橋渡し治療を行い、造血細胞移植を成功させたFHL3の症例をFront. Immunol.誌に報告しました。
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2022.11.30
寄附講座教授の金兼先生らは聖路加国際病院、広島大学など全国の諸施設と共同研究で新奇変異を含むSTAT1異常症によるメンデル遺伝型マイコバクテリア易感染症の4家系8例をJ Clin Immunol誌に報告しました。
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2022.11.30
2022年10月12日〜15日にスウェーデンのヨーテボリで開催されたEuropean Society of Immunodeficiencies (ESID) 2022のPlenary Sessionで、森尾教授が"IKZF3 (Aiolos) deficiency"について講演を行いました。
2022.10.28
2022年日本血液学会において、西村聡助教が日本血液学会奨励賞 (タイトル:Myeloid/natural killer (NK) cell precursor acute leukemia as a novel distinctive leukemia entity)を受賞しました。
2022.09.30
大学院生の友政弾先生が、FHL3の原因遺伝子であるUNC13Dにおけるtandem duplicationのメカニズムを明らかにしました。
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2022.08.31
大学院生の宮本智史先生らが中心となり、重症複合免疫不全症(SCID)に対する造血細胞移植後に混合キメラを呈した症例に対して、免疫学的再構築についてフローサイトメトリーを用いて経時的に評価した症例報告が、Journal of Clinical Immunology誌に掲載されました。本論文では、リンパ球の分化を患者/ドナー由来細胞ごとに同一検体で評価できている点に新規性があります。
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2022.08.31
COVID-19患者のⅠ型インターフェロン中和抗体保有率を国内で初調査し、同中和抗体が重症化の要因になっている可能性を確認しました。研究成果は、Journal of Clinical Immunology誌に掲載されました。
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2022.07.29
東京医科歯科大学小児科が主施設として、国立がん研究センター、京都府立医科大学で行われた、小児難治性固形腫瘍に対する世界初のオラパリブの第Ⅰ相試験の結果がCancer誌に発表されました。
本試験では家族性乳癌卵巣癌症候群の治療薬であるオラパリブの小児における安全性を確認し、DNA損傷応答機構が異常な小児がんの一部にオラパリブが有効である可能性を明らかにしました。
研究はAMED 臨床研究・治験推進研究事業のサポートを得て行われました。
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2022.04.28
大学院生の友政弾先生が無症状のXLP1患者に対する造血細胞移植についての国際調査をClin Immunol誌に報告しました。
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2022.04.28
助教の星野顕宏先生らがIKAROS(IKZF1)の機能獲得型胚細胞変異を発見し、Science Immunology誌に報告しました。IKAROSとヒトの疾患概念を広げるとともに、新たなIKAROSの機能を示しました。
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2022.04.28
大学院生の野口優輔先生、前講師の滝敦子先生の臍帯由来間葉系幹細胞の論文が、Scientific Reportsにアクセプトされました。臍帯由来間葉系幹細胞の遺伝子発現プロフィルが正常新生児由来と、絨毛羊膜炎をきたした新生児とでは大きく異なることを報告しました。
2022.03.28
特別研究員の谷田けい先生の論文がFront. Immunol.誌に掲載されました。
発症前にロタウイルスワクチンを接種したことによりワクチン株に感染したと考えられる重症複合免疫不全症(SCID)の本邦からの症例まとめになります。生ワクチン接種前である新生児期に行えるSCIDのスクリーニング検査を、本邦でもひろめるために意義のある論文と考えます。
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2022.02.28
森尾友宏教授が第50回日本免疫学会で、「単一遺伝子異常症によるヒト免疫疾患の病態解明」により、ヒト免疫研究賞を受賞しました。
2022.02.28
大学院生の友政先生が発症前診断によりBCG骨髄炎を回避できたIFN-γ受容体1部分欠損症の症例をClin Immunol誌に報告しました。
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2022.02.28
大学院生の中川先生の論文がHuman Molecular Geneticsにacceptされ、併せてプレスリリースされました。遺伝子制御機構の理解に必須であり同定が困難なエンハンサーを、エンハンサーRNAに注目し、新たに発見する手法を開発しました。
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2022.02.28
大学院生の豊福悦史先生らがA20ハプロ不全症の患者で腸内細菌叢の異常がある事をFront Cell Infect Microbiol誌で報告しました。
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2022.01.18
大学院生の宮本智史先生らが、日本造血・免疫細胞療法学会の遺伝性疾患WG研究として、造血細胞移植データベース(TRUMP)を用いて原発性免疫不全症(重症複合免疫不全症を除く)に対する本邦の造血細胞移植成績をまとめ、Journal of Clinical Immunology誌に掲載されました。本症に対する非血縁骨髄移植や、強度減弱前処置の有用性などについてまとめています。重症複合免疫不全症の論文と合わせ、日本からの貴重なデータを報告することができました。
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2022.01.18
東京医科歯科大学研究活動紹介(英語版動画)で、金兼弘和寄附講座教授が研究紹介しました。タイトルは「Restoring healthy gut bacteria through blood stem cell transplantation」で、昨年JACI Practに掲載された研究の紹介です。
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2021.12.24
大学院生の宮本智史先生らが、日本造血・免疫細胞療法学会の遺伝性疾患WG研究として、造血細胞移植データベース(TRUMP)を用いて重症複合免疫不全症(SCID)に対する本邦の造血細胞移植成績をまとめ、Journal of Clinical Immunology誌に掲載されました。本症に対する臍帯血移植の有用性や、新生児スクリーニングの重要性を報告しました。
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2021.09.30
B細胞欠損症の新たな疾患として世界初のAIOLOS異常症を発見し、山下基先生らの論文がNature Immunologyに掲載されました。疾患発症メカニズムを患者モデルマウスを用いた実験で証明し、新たな単一遺伝子疾患発症メカニズムとして提唱しました。
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EurekAlert! 日本語版»
2021.09.30
山下基先生らによるIKAROS異常症やAIOLOS異常症の総説がCurrent Opinion in Immunologyに掲載されました。
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2021.09.30
元大学院生の岡野翼先生らが長らく謎であったOAS1異常症の原因がOAS1遺伝子の機能獲得型変異であることをScience Immunology誌で報告しました。OAS1-RNaseL経路を中心とした、RNAウイルス感染後の異常な免疫応答が身体を傷つけるメカニズムを解明しています。同内容は本学からプレスリリースもされました。
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2021.08.30
元大学院生の小野真太郎先生らがXIAP欠損症における炎症性腸疾患と腸内細菌叢の異常が造血細胞移植によって改善することをJ Allergy Clin Immunol Pract誌で報告しました。同内容は本学からプレスリリースもされました。
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2021.04.30
大学院生の西村聡先生の論文がBrit J Haematolに掲載されました。
急性白血病を合併したX連鎖無ガンマグロブリン血症(XLA)について網羅的遺伝子解析を行い、XLAにおける白血病発症のメカニズムを明らかにしました。
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2021.04.30
今井耕輔寄附講座准教授が研究代表者である「核酸検出等の方法を用いた原発性免疫不全症等治療可能な新生児・小児期疾患に対する新生児マス・スクリーニング法の開発」研究班のホームページが開設されました。
https://pidj-nbs.jp/
2021.04.30
今井耕輔寄附講座准教授が研究代表者である「原発性免疫異常症患者を対象としたシロリムスの有効性及び安全性を検討する医師主導治験」研究が開始されました。
2021.04.30
大学院生の谷田けい先生が2020年度の第22回田中道子臨床医学研究奨励賞を受賞しました。
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2021.03.29
当教室が重症複合免疫不全症(Artemis欠損症)に対するTCRαβ/CD19除去移植による治療に国内で初めて成功しました。
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2021.03.29
東京医科歯科大学研究活動紹介(英語版動画)で、今井耕輔寄附講座准教授が研究紹介しました。タイトルは「Human Lifelong Immunity Depends on APRIL」で、葉姿汶元大学院生の研究紹介です。
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2021.02.26
大学院生の西村聡先生の強度減弱前処置を用いた原発性免疫不全症に対する造血細胞移植の論文がJournal of Clinical Immunologyに掲載されました。当科における約15年間にわたるフルダラビンをベースとした強度減弱前処置による造血細胞移植の報告です。特に重症複合免疫不全症に対するフルダラビン・用量調節ブスルファンを用いた臍帯血移植では全例で長期生存と良好な免疫再構築が得られており、その有用性が示唆されました。
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2021.02.26
大学院生の谷田けい先生の論文がJournal of Clinical Immunologyに掲載されました。わが国のSTAT3機能獲得変異を有する5家系の患者について臨床的、免疫学的解析を行ったものです。
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2020.11.27
愛媛大学小児科から国内留学されていた井上真依子先生(現愛媛県立中央病院)のサイトメガロウィルス喉頭炎の論文がJournal of Clinical Immunologyに掲載されました。慢性化する喉頭炎では背景にある様々な複合免疫不全症を考慮し、適切な治療を選択する必要があります。
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2020.10.30
大学院生、我有茉希先生の東京都のCAHマススクリーニングの解析を行った論文がCliinical Endocrinologyに受理されました。スクリーニングで精査対象となった児の、医療機関受診時の状態より、生後2週の間に生じるCAHの塩喪失のリスクや、体重増加の有無による塩喪失のリスクの予測などについて明らかにしました。
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2020.09.30
大学院生の井上健斗先生、松本和明先生、元助教(現在フランス留学中)の星野顕宏先生の論文がJ Clin Immunolに掲載されました。それぞれH.cinaediによる蜂窩織炎を合併したX連鎖無ガンマグロブリン血症、風疹ワクチンによる皮疹を契機に同定されたDNAリガーゼⅣ欠損症、家族性血球貪食症候群における新生児マススクリーニングの有用性の提案に関するものです。
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2020.08.31
元助教(現 京都大学)山内建先生の本学在籍時の臨床研究がEndocrineに受理されました。極低出生体重児では生後早期にしばしば高血糖を合併しますが、そのうち在胎週数24週未満では高血糖が遷延するリスクが高く、インスリン治療を要することが多いことを見出しました。この報告は、Endocrine誌に掲載されました。
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2020.07.27
元助教(現在アメリカ留学中)の岡野翼先生の論文がJournal of Clinical Immunology(2020 Jun 6. Online ahead of print.)に掲載されました。当講座で施行した136例の原発性免疫不全症患者に対する網羅的遺伝子解析(全エクソーム解析)の結果をまとめたものです。
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2020.05.27
岐阜大学ほかとの共同研究により、A20ハプロ不全症のリンパ球サブセットに関する研究の成果がClin Immunol(2020 Apr 23:108441. Online ahead of print.)に掲載となりました。
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2020.05.27
世界初のAPRIL欠損による分類不能型免疫不全症を発見し、大学からプレスリリースとして発表されました。大学院4年生の葉姿汶さんの論文として、J Allergy Clin Immunol(2020, Apr 13, online)に掲載されました。APRILが形質細胞分化に必要であることを、患者由来 iPS 細胞を用いた実験で証明しました。
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2020.05.27
若年者における新型コロナウイルス感染の重症化を来す遺伝的素因を探索する研究を開始しました。新型コロナウイルス感染症は、高齢者で重症化することが知られていますが、そのリスク因子は明らかではありません。
本研究室(研究責任者今井耕輔寄附講座准教授、研究代表者森尾友宏教授)では、50歳未満の若年者を対象にした遺伝的素因を探索する国際研究の日本代表として、研究を開始しました。
日経新聞での記事はこちら»
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お問合せは、今井准教授(kimai.ped@tmd.ac.jp)まで
2020.04.17
大学院4年生の谷田けい先生が日本学術振興会の特別研究員(DC2)に採用されました。
2020.04.17
元助教(現在フランス留学中)の星野顕宏先生の論文がBrit J Haematol(2020 Mar 19. Online ahead of print.)に掲載されました。造血細胞移植後に発症した形質細胞腫様のリンパ増殖症における遺伝子変異を詳細に解析したものです。
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2020.01.17
2020年2月6日(木)18時30分より、東京都小児がん地域連携推進研修会「小児がん患者へのアプローチと地域連携」を開催いたします。申込不要でご参加いただけます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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2019.12.27
2019年日本臨床薬理学会において、柳町昌克学内講師が第30回臨床薬理研究振興財団賞(学術奨励賞:プロテオーム解析とゲノム薬理学を応用した薬剤性中枢神経障害の病態解明)を受賞しました。
2019.12.27
↑画像をクリックするとPDFが開きます。
2020年2月1日(土)に第2回毛細血管拡張性運動失調症(AT)研究会(代表世話人:高木正稔准教授,御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)が開催されます。
2019.11.29
当科神経グループの鈴木智典助教の論文 "Extracellular ADP augments microglial inflammasome and NF-κB activation via the P2Y12 receptor"がEuropean Journal of Immunology 誌に掲載されました。細胞外ADPがP2Y12 receptorを介してミクログリアにおける炎症性サイトカイン産生を増加させることを示しました。
2019.11.29
カリフォルニア大学サンディエゴ校分子生物学分野のCornelis Murre教授にお越しいただき特別講演会を開催しました。Murre教授が発見されたTCF3を含めた転写因子とリンパ球分化、非コードRNAであるThymoD転写とT細胞系列決定、免疫グロブリンIgH鎖の遺伝子再構成におけるゲノムの3次元構造の時間的配置転換と相分離について概説いただきました。講演会前には、大学院生の研究内容についてdiscussionを行い、多くの技術的な助言をいただきました。
2019.10.31
2019年日本小児内分泌学会において、高澤啓助教が内分泌学普及奨励賞を受賞しました。
2019.09.27
元助教(現 京都大学医学部附属病院 新生児, 内分泌・代謝グループ所属)、山内建先生の論文"Hematopoietic stem cell transplantation recovers insulin deficiency in type 1 diabetes mellitus associated with IPEX syndrome"がPediatric Diabetes (IF 3.347)に掲載されました。糖尿病発症早期の造血幹細胞移植により、IPEX症候群における膵β細胞廃絶=1型糖尿病の進行を回避できた症例を報告しました。
2019.09.03
臨床試験管理センター・神谷尚宏助教(H14卒)がシンガポール留学中に行った研究、Blocking expression of inhibitory receptor NKG2A overcomes tumor resistance to NK cells.(NK耐性がん細胞に対するNKG2A発現抑制NK細胞による免疫細胞療法)がJournal of Clinical Investigationに掲載されました。
筆者らが開発したPEBL(protein expression blocker)という技術を用いてNK細胞表面上のNKG2A発現を抑制することにより、NKG2AリガンドであるHLA-Eを介した腫瘍細胞によるNK細胞に対する免疫チェックポイント作用を阻害し、高い抗腫瘍細胞障害活性が得られました(J Clin Invest. 2019 Mar 12;130:2094-2106.)。
2019.07.15
理化学研究所 生命医科学センター(IMS)が日本免疫学会(JSI)と共催で毎年開催している国際シンポジウムであるIMS-JSI国際免疫シンポジウムが6月24-25日に東京大学伊藤国際謝恩ホールで開催され、森尾友宏教授が、Human Immunodeficiencyのセッションで講演されました(Primary immunodeficiency disorders caused by a mutation in IKAROS family gene)。
翌26日に、Alain Fischer(フランス)、Stuart Tangye(オーストラリア)、Cheng-Lung Ku(台湾)の先生方を当教室にお招きし、大学院生ならびに教官と免疫不全症を呈する新奇疾患遺伝子についてdiscussionしました。
2019.07.15
2019年欧州リウマチ学会(EULAR)で森雅亮寄附講座教授の演題が口演に採択され、発表しました。
Development of a novel diagnostic method for atypical and treatment-refractory Kawasaki disease using newly identified proteins as biomarkers related to Kawasaki disease.
川崎病の非典型・治療不応例の早期診断に有用なバイオマーカーとしての蛋白解析についてで、解析キットの開発も進捗中です。
2019.07.15
5月に米国ボルチモアで開催されたPAS 2019 (米国小児科アカデミー会議)で鹿島田講師がDSD(性分化疾患)のシンポジウムに招待され、講演を行いました。
シンポジウムは、成育医療研究センターの深見真紀先生、ミシガン大学のD Sanberg先生、テキサス大学のL Baker先生らと、DSDの最新の情報について、臨床、遺伝学、支援体制、外科的手術のあり方など広範囲に渡り包括的に議論しました。
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2019.07.15
2019年日本リウマチ学会で森雅亮寄附講座教授が学会賞を受賞しました。
2019.03.22
大学院生の野村莉紗先生のNr5a1/Sf1の卵巣発生における機能を解析した論文が、Journal of Cell Scienceにacceptされました。この論文では、卵巣発生と同時にNr5a1/Sf1の発現が抑制されることが適切なNotchシグナルの発現と、それに続く適切な卵巣発生において必須であることを、トランスジェニックマウスの作成、およびNotchのアゴニストを用いた実験で示しました。
2019.02.25
「2019年2月2㈯~3日㈰に、第2回日本免疫不全・自己炎症学会総会・学術集会(発生発達病態学分野教授・森尾友宏先生会頭、於:紀尾井カンファレンス )が開催されました
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2019.01.25
2018年12月23日㈰に、明治神宮外苑にてTokyo Great Santa Run 2018(発生発達病態学分野教授・森尾友宏先生主催委員) が開催され、約2500人の参加がありました。
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2018.12.20
小児地域成育医療講座(寄附講座)教授・金兼弘和先生のX連鎖リンパ増殖症候群1型の臨床症状軽症化のメカニズムを解明に関する論文が国際プレスリリースされました。
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EurekAlert!.日本語版»
2018.12.20
星野先生の論文が国際プレスリリースされました。
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2018.12.20
高木准教授が2018年日本小児血液・がん学会で学術賞、また磯田先生が2018国際小児がん学会で学会賞を受賞しました。
2018.11.22
大学院生の谷田先生がco-first authorのIKBKB機能獲得変異による新奇複合免疫不全症の発見に関する論文がThe Journal of Experimental Medicineに掲載され、大学からプレスリリースされました。
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Science誌に紹介されました。»
2018.10.24
2018年日本小児内分泌学会で、講師の鹿島田先生が学術賞を受賞しました。
2018.10.24
当科元助教(フランス留学中)星野先生の論文がJournal of Allergy and Clinical Immunologyに掲載され、プレスリリースされました。
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2018.09.18
元大学院生の辻(細川)敦美先生の論文"Peptidyl arginine deiminase 2 (Padi2) is expressed in Sertoli cells in a specific manner and regulated by SOX9 during testicular development “がScientific reportsに掲載されました (Sci Rep. 2018 Sep 5;8(1):13263. doi: 10.1038/s41598-018-31376-8)。蛋白のシトルリン化を司るPADI2が、胎生期精巣のセルトリ細胞特異的に発現し、精巣決定転写因子SOX9の転写制御を調節する可能性を示しました。
2018.09.18
現在フランス留学中の星野顕宏先生によるCTLA4ハプロ不全とEBウイルス感染に関する論文がClin Immunolに掲載されました。
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2018.08.03
水谷東京医歯科大学名誉教授(前小児科教授)のインタビュー記事が掲載されました。
https://www.gsclub.jp/
https://www.gsclub.jp/tips/4517
2018.06.25
大学院博士課程、中川先生の論文"Total body irradiation for hematopoietic stem cell transplantation during early childhood is associated with the risk for diabetes mellitus."がEndocrine (IF 3.131)に掲載されました。骨髄移植後の患者さんの長期予後を検討し、全身放射線療法、特に2歳未満での治療がその後の糖尿病の発症リスクを高めることを報告したものです。
2018.06.25
助教高澤先生の論文"Clinical characteristics of adolescent cases with type A insulin resistance syndrome caused by heterozygous mutations in the β-subunit of INSR "がJournal of Diabetes (IF 3.039)にアクセプトされました。著明なインスリン抵抗性を示す若年発症の糖尿病6例を解析し、インスリン受容体異常を4名で同定、その臨床像を詳細に報告しました。
2018.06.25
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科発生発達病態学分野の岡野翼と森尾友宏教授、茨城県小児・周産期地域医療学分野の今井耕輔寄附講座准教授らの研究グループの共同研究「稀少な原発性免疫不全症“活性化PI3Kδ症候群(APDS)”23例を診断・解析」がプレスリリースされました。
詳細はこちら»
2018.06.25
大学院生の岡野先生らによるddPCRを利用した移植後キメリズム解析に関する論文がJ Clin Immunolに掲載されました。
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2018.06.25
当科元助教(フランス留学中)の星野先生らによる「EBウイルス関連リンパ増殖症におけるZAP70変異」の論文がJ Infect Disに掲載されました。
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2017.12.25
高木正稔小児・周産期地域医療講座准教授の難治性小児がんに関する研究がニュースになりました。
詳細はこちら»
2017.12.25
岐阜大学と東京医科歯科大学発生発達病態学分野森尾友宏教授及び金兼准教授の研究グループの共同研究「A20ハプロ不全症(若年発症ベーチェット病)の新たな病像と治療法を発見」がプレスリリースされました。
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2017.12.25
今井耕輔先生の「PIDのスクリーニング検査」に関する記事が、医療情報サイト・メディカルノートに掲載されました。ぜひ、ご一読ください。
記事1 記事2
2017.12.25
「第1回毛細血管拡張性運動失調症研究会」を開催いたします
第1回毛細血管拡張性運動失調症研究会
↑画像をクリックするとPDFが開きます。
[概要]
毛細血管拡張性運動失調症(Ataxia telangiectasia: 以下AT)の診療としては,免疫不全に対して免疫グロブリンの補充,
放射線高感受性や悪性リンパ腫や白血病の発症に注意しながら、経過観察を行い、
進行する小脳失調をはじめとした神経症状については治療法がないのが現状です。
アメリカやヨーロッパの国を中心に、神経症状の改善を目的とした赤血球にデキサメサゾンを取り込ませる治療によるPhase3治験が開始されています。
日本国内では,50-100名程度の患者数がいると思われますが,各施設での症例の経過や管理上の問題点などの共有をすることで
臨床の場に役立てるとともに、今後の研究や治療法開発を目的に今回の企画となりました。
治療法が確立されていないことや、従来の古典的な経過とは異なる症例もあることから未診断の例も多いと推測されます。
AT症例のご経験がない方でも,特別講演の内容を含めてご関心のある医療従事者であれば参加可能です。
多くの皆様の参加をお待ちしております。
       <記>
参加資格:医師,研究者,その他の医療関係者
日時:2018年2月10日 (土) 13:30から16時
プログラム:一般演題 数題
特別講演「脊髄小脳変性症の遺伝子治療」 演者 東京医科歯科大学難治疾患研究所 岡澤均教授
場所:お茶の水 ソラシティカンファレンスセンター 会費:500円 ※演題も受け付けております。12月25日(月)までに事務局長谷川(setsuko-tmd@kph.biglobe.ne.jp)までご連絡いただきたくお願い申し上げます.
2017.11.20
同窓で現在JAとりで総合医療センターの磯田健志先生(H12卒)が米国留学中にされた研究、非コードRNA転写とT細胞系列決定に関する論文がCellに掲載されました。
ThymoDと名付けたエンハンサー上の非コードRNAの転写が、エンハンサーを活性化するスイッチとなり、核内の転写領域へ配置転換させ、T細胞分化に必須の転写因子BCL11bの発現を上昇させることを報告しました。転写を停止すると複合型免疫不全症だけでなく、T細胞系腫瘍を発症することを示しました。」(Cell. 2017 Sep 21;171(1):103-119.)。
UCSDでのプレスリリース
ライフサイエンス新着論文レビュー
2017.11.01
茨城県小児周産期地域医療学講座の高木正稔准教授らのグループは、国立がん研究センター中央病院との共同で、世界で初めて治療抵抗性の小児がん、特に固形腫瘍、(難治性小児悪性固形腫瘍患者)を対象としてPARP 阻害剤オラパリブ錠を用いた第㈵相医師主導治験を開始しました。
詳細は下記リンクご参照ください。
PDFはこちら»
UMIN-CTR 臨床試験登録情報の閲覧
2017.11.01
9月11日-14日にスコットランドのエジンバラで開催されたヨーロッパ免疫不全症学会(ESID2017)で大学院生の小野真太郎先生、熊木恵里さん、山下基先生の3名が口演発表に選ばれました。山下先生は名誉あるLate brakingのプレナリーセッションでの発表を行いました。
2017.11.01
大学院生の谷田けい先生が第27回日本小児リウマチ学会で「多彩な自己免疫疾患を合併するSTAT3機能獲得変異」について発表を行い、若手優秀演題奨励賞(臨床部門)を受賞しました。
2017.09.22
大学院生の岡野翼先生が書かれた「高IgG1血症を伴ったX連鎖重症複合免疫不全症の2例」の論文がClinical Immunology(IF 3.99)に掲載されました。
2017.08.18
2018年1月20〜21日に東京(ベルサール神田)で、森尾教授会頭のもと、「第1回日本免疫不全・自己炎症学会総会・学術集会」が開催されます。 本会、日本免疫不全・自己炎症学会は日本免疫不全症研究会、自己炎症性疾患研究会、食細胞機能異常研究会の3つの研究会が統合されてできた学会であり、日本で唯一、原発性免疫不全症ならびに自己炎症性疾患を中心に最新の臨床知見や情報の交換が行われる場となります。ふるってご参加くださいますよう、よろしく御願い致します。
2017.07.20
准教授の金兼先生らによる原発性免疫不全症のフローサイトメトリーによる診断に関する総説がAllergol Intに掲載されました。Allergol Int. 2017 Jul 3. pii: S1323-8930(17)30067-9. doi: 10.1016/j.alit.2017.06.003. [Epub ahead of print]
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2017.07.20
愛媛大学小児科から当教室に国内留学していた高島健浩先生(現西条中央病院)のフローサイトメリーに関する論文(学位論文)がJournal of Clinical Immunologyに掲載されました
PDFはこちら»
2017.04.24
助教の星野先生が、公益財団法人 小児医学研究振興財団が主催する、「平成28年度ジャパンワクチン海外留学フェローシップ」に研究課題「EBウイルスに対する免疫応答の解明とその調節によるワクチンの開発」で受賞しました
2017.04.24
このたび、第117回日本小児精神神経学会を開催させていただくことになりました。森尾教授他、教室の先生方にもご協力をいただいております。会場は、東京医科歯科大学鈴木章夫記念講堂です。小児の精神神経に関心のある先生がたにご参加いただければ幸いです。
石崎朝世 公益社団法人発達協会王子クリニック
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2017.03.08
小児科大学院生の小野真太郎先生の論文がJournal of Clinical Immunologyに掲載されました。
Hematopoietic Stem Cell Transplantation for XIAP Deficiency in Japan (Ono S et al, J Clin Immunol. 2017 Jan;37(1):85-91. doi: 10.1007/s10875-016-0348-4) .
2017.02.14
大学院生の細川(辻)先生のインスリン状態異常症の病態解析の論文がPediatric Diabetes にアクセプトされました
「"Molecular mechanisms of insulin resistance in 2 cases of primary insulin receptor defect-associated diseases" 、インスリン抵抗性を呈した2症例を解析し、INSR受容体異常症の新規ミスセンス変異を同定、その病原性を機能解析により証明するとともに、一部ではINSR遺伝子そのものには異常がなく、その発現機構の異常により重度のインスリン抵抗性を生じる可能性を示しました」
2017.01.26
「小児がん地域連携推進研修会」を開催致します。
[概要]
小児がんポスター
↑画像をクリックすると拡大します。
小児がん患者にとって感染症は、致死的となりうる重篤な合併症のひとつであり、その予防は医療従事者の重要な課題です。
今回は、感染制御の専門家として日本小児感染症学会ICD(インフェクションコントロールドクター)の資格を有する先生方を講師に迎え、最新の感染対策についてお話しいただきます。
[プログラム]
第一部(18:30頃より1時間)
  • 講演「小児がん患者のワクチン接種」
  • 演者名 聖マリアンナ医科大学病院 小児科医長 中村幸嗣先生
第二部(19:40頃より1時間)
  • 講演「化学療法中の感染管理とその問題点」
  • 演者名 武蔵野赤十字病院 第2小児科部長 長澤正之先生
[日時・場所]
平成29年2月23日(木)18:30(~20:50 頃終了予定)※受付開始18:00(会場内へは受付開始後よりお入り頂けます)
三鷹産業プラザ 7 階会議室 (東京都三鷹市下連雀3-38-4)

貴重な機会ですので、多くの皆様の御参加をお待ちしております(小児医療にかかわる方ならどなたでも御参加いただけます)。

2016.12.26
森尾教授、金兼准教授、高木准教授、今井准教授らのグループが、2つの新たな原発性免疫不全症:TNFAIP3変異による自己免疫性リンパ増殖症候群と IKZF1変異による自己免疫疾患を伴う無ガンマグロブリン血症を発見し、それぞれ、J Allergy Clin Immunol誌に掲載、プレスリリースされました。(Hoshino et al, J Allergy Clin Immunol. 2016 Dec 1. pii: S0091-6749(16)31273-8., Takagi et al, J Allergy Clin Immunol. 2016 Nov 11. pii: S0091-6749(16)31286-6.)
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大学院生の遠藤先生が急性骨髄性白血病発症にかかわる新規キメラ遺伝子(EWSR1/ELF5)を同定し、Cancer Science誌 (25 Nov. 2016, 10.1111/cas.13080)に報告しました。
技術補佐員の朴さんらが、17;19転座のある難治性小児急性リンパ性白血病治療薬の候補を同定し、Cancer Letter誌 (245 Nov. 2016, 386:131-140.)に報告しました。
2016.12.01
本年(2016年)の日本小児内分泌学会(11月開催 於東京)において、大学院生の野村莉紗先生(H21)がCPE (Clinical Pediatric Endocrinology: 小児内分泌学会英文誌) 優秀論文賞を受賞されました。
日本小児科学会雑誌(11月号)に、友田昂宏先生(現川口市立医療センター勤務)の論文が掲載されました。
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2016.11.11
金兼小児科准教授が「第21回中国小児科学会(2016 National Conference of Chinese Pediatric Society (2016NCCPS))」(至中国・珠海)に招待され、原発性免疫不全症についての講演の行いました。
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2016.10.18
第58回学術集会(東京)最優秀口頭演題賞
平成27年6月に行われた日本小児神経学会「第58回学術集会(東京)」において、本学大学院卒業生(現・JAとりで総合医療センター勤務)中島啓介先生が、最優秀口頭演題賞を受賞しました。
2016.10.05
9月21日~24日にバルセロナで開催されたヨーロッパ免疫不全症学会で、助教の星野顕宏、大学院生の岡野翼がE-posterに選ばれ、口演を行いました。
講演写真
Hoshino A. "Abnormal hematopoiesis and autoimmunity in humans with germline IKZF1 mutations".
Okano M. "IgG1 gammopathy in X-SCID can be caused by maternal T and B cell engraftment".
9月26日にロンドンで開催されたウィスコット・オルドリッチ症候群ならびにX連鎖リンパ増殖症候群のシンポジウムで准教授の金兼弘和、今井耕輔、大学院生の小野真太郎が口演を行いました。
講演写真
Kanegane H. "Selective dysregulation of Epstein-Barr virus infection in hypomorphic ZAP70 mutation".
Imai K. "Two patients with Wiskott-Aldrich syndrome developing severe lung disease long after hematopoietic stem cell transplantation".
Ono S. "Hematopoietic stem cell transplantation for XIAP deficiency in Japan".
2016.10.05
教室の紹介記事
公益社団法人日本小児科学会英文誌Best Reviewers Awards 2015を小児科金兼弘和准教授及び森雅亮生涯免疫難病学講座教授が受賞致しました。
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2016.09.13
教室の紹介記事
森雅亮教授(生涯免疫難病学講座)の記事が医学会新聞に掲載されました。
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2016.09.13
鹿島田講師の記事がメディカルノートに掲載されました。
https://medicalnote.jp/contents/160530-005-DW
2016.08.15
教室の紹介記事
今井准教授が論文責任者の研究に関する記事が科学新聞に掲載されました。
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2016.08.15
今井耕輔准教授が論文責任者の『原発性免疫不全症の新しい原因遺伝子を同定 ―PTEN 遺伝子変異による免疫不全症の発見― 』が、「J Allergy Clin Immunol」に掲載され、プレスリリースされました。
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2016.05.06
友田昂宏先生(現川口市立医療センター勤務)が第47回日本小児感染症学会にて第1回ポスター賞を受賞されました。
教室の紹介記事
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2016.04.15
教室の紹介記事
教室の紹介記事が2016年4月6日の「夕刊フジ」に掲載されました。
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2016.03.15
金兼准教授のインタビュー記事が大日本住友製薬株式会社のホームページに掲載されました。
https://ds-pharma.jp/gakujutsu/contents/inf/drmessage/message/008.html
2016.02.22
森尾友宏教授・金兼弘和准教授のグループが世界で初めて骨髄移植による先天性肺胞蛋白症の治療に成功しました。
PDFはこちら»
2015.10.29
高木准教授が以下の助成金に採択されました。
平成26年度(第46回) 高松宮妃癌研究基金研究助成金
Poly(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)を標的とした神経芽腫治療法の開発
http://www.ptcrf.or.jp/academic/grant.html
2015.10.29
今井准教授の講演が熊本新聞に掲載されました。
http://qq.kumanichi.com/medical/2015/05/post-2485.php
2015.02.21

第21回小児医療セミナーが行われ、優秀演題賞に以下の2演題が選ばれました。

「新生児期の循環不全に起因すると考えられたoligomeganephroniaの1例」
武蔵野赤十字病院小児科 岩田啓先生

「脳室周囲白質軟化症の周産期要因 ―当院NICUにおける20年間の検討―」
川口市立医療センター新生児集中治療科 西村聡先生

2015.02.05
青木由貴助教の論文が、Blood誌に掲載されました。
「乳児期に発症するMLL再構成陽性の急性リンパ性白血病の白血病幹細胞の同定及び治療候補分子について」の論文です。
http://www.bloodjournal.org/content/125/6/967
2015.01.10
平成26年度の日本生殖内分泌学会学術集会にて、本学大学院卒業生(現在川口市立医療センタ―勤務)高澤啓先生が日本生殖内分泌学会学術奨励賞を受賞しました。
http://www.seishoku.org/jushosha.html
2014.10.14
今年9月に開催された日本小児内分泌学会【第48回学術集会(浜松)総会】にて、本学大学院卒業生(現在川口市立医療センタ―勤務)高澤啓先生の演題が最優秀演題賞を受賞しました。
http://jspe.umin.jp/kakusho/pastsho.html
2014.02.19
腎糸球体疾患において尿蛋白と糸球体硬化を抑えるNotch2の腎保護作用を明らかにした小児科の田中絵里子助教の論文が「Nature Communications」に掲載されました。
http://www.nature.com/ncomms/2014/140214/ncomms4296/full/ncomms4296.html
2014.01.14
マウス卵巣発生初期の機序の一端を明らかにした小児科学教室生命研大学院生高澤啓先生の論文が、「the FASEB journal」誌にアクセプトされました。
2013.10.11
大学主催「やる気倍増プロジェクト」において森尾友宏准教授が'東京医科歯科大学優秀研究賞'を、小児科病棟ボランティアふしぎなポケットが'東京医科歯科大学医療チーム功労賞'を受賞致しました。
2013.06.10
日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)による小児急性骨髄性白血病の多施設共同研究の成果について、小児科の富澤大輔助教が執筆した論文が「Leukemia」誌に掲載されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23677335
2013.04.19
矢田純一名誉教授が2013年度日本小児科学会賞を受賞されました。
T細胞が羊赤血球とロゼット形成するという発見を契機に細胞性免疫学を中心とする臨床免疫学の創世記を築かれたことに対する表彰です。日本の小児科学会では最も栄誉ある賞です。
2013.04.19
磯田健志助教が2013年度日本小児科学会学術研究賞を受賞しました。
毛細血管拡張性小脳失調症T細胞の減少と染色体転座のメカニズムの発見を中心とする研究に対する表彰です。本学小児科は昨年の高木講師に続いて2年連続の快挙です。
2013.04.10
小児科大学院生遠藤明史君が第8回国際ヒトヘルペスウイルス6型・7型会議(於:パリ)にて「the Outstanding Trainee Abstract Award 」を受賞致しました。
演題名は「CIHHV6A was activated in a patient with X-SCID」で、染色体に組み込まれたHHV-6が人の体内で再活性化したことを初めて明らかにした、という内容です。
2012.11.10
小児科助教磯田健志が平成24年度日本白血病研究基金 若手奨励研究賞を受賞しました。
2012.10.19
小児科助教磯田健志が第17回ヨーロッパ血液学会(2012アムステルダム)においてトラベルアワードEHA Travel Award for JSH young investigatorsを受賞しました。
http://www.jshem.or.jp/award/eha_travel_award/17th/17th_isoda.html
2012.10.12
(写真右)
小児科医員馬場信平が第46回日本てんかん学会において優秀ポスター賞を受賞しました。
表題名 : 焦点性発作を主体とするてんかんを合併した欠失型アンジェルマン症候群の2例
2012.10.10
小児科磯田健志助教が第15回欧州免疫不全学会(15th Biennial Meeting of the European Society for Immunodeficiencies)においてESID2012 Oral Presentation Awardを受賞しました。演題名は "Visualization of chromosomal translocation and early T-cell development failure in ATM deficiency" で、リンパ球分化障害と染色体転座の関連を明らかにしたものです。
2012.6.26
小児科大学院生の高澤啓君が第94回米国内分泌学会においてPresidential Poster Competition Awardを受賞しました。発表内容は、3βHSD欠損症(先天性副腎過形成の一型)の一部患者でみられる逆説的17-OHP高値の機構の一端を明らかにした、というものです。
2012.6.19
小児科大学院生(現;助教)の磯田健志君のリンパ球分化障害と染色体転座の関連を明らかにした論文が「Blood電子版」に掲載されました。
2012.4.21
小児科高木正稔講師が日本小児科学会学術研究賞を受賞いたしました。
2012.2.27
小児科大学院生の本田富美子さんの論文が「Nature Immunology」に掲載されました。
advanced online publication : http://www.nature.com/ni/journal/vaop/ncurrent/index.html
研究の概要(医科歯科大学HP) : http://www.tmd.ac.jp/press-release/20120227/index.html
2012.01.07
小児科高木正稔講師が平成23年度東京医科歯科大学医学研究奨励賞を受賞いたしました。
2011.12.12
小児科大学院生の磯田健志君が第53回米国血液学会(於・米San Diego市)で、自身の研究内容について口演発表を行いました。タイトルは「T-Cell Development Failure At β-Selection Checkpoint and TCRα/δ Locus Break Formation Associated with Chromosome 14 Translocation in Ataxia-Telangiectagia Mutated Deficient Mice」。Travel Awardも受賞しました。
2011.03.01
小児科高木正稔講師が東京医科歯科大学医師会による医師会賞(平成22年度)を受賞いたしました。
小児科、2年連続の快挙です。
2010.11.10
教室の生命研究室が新疾患「Ras associated ALPS like disease」を発見し、新たな疾患概念として国際誌「BLOOD」に発表しました。(http://bloodjournal.hematologylibrary.org/papbyrecent.dtl
2010.06.16
小児科大学院生の磯田健志君が東京医科歯科大学医師会による医師会賞(平成21年度)を受賞いたしました。
2010.03.05
がん細胞が母から胎児へ伝搬することを当小児科血液/免疫グループが世界で初めて証明しました。この発見はProc Natl Acad Sci US A. 106(42):17882-5.2009に掲載され(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19822752)、英国BBCニュースやTimes,Independent,Scienceなど世界の多くの国々のマスコミにとり上げられました(http://www.hon.ch/News/HSN/631869.html)。
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