チリ大学、マニュエル・ククルジャン教授が本学を訪問

チリ大学、マニュエル・ククルジャン教授が本学を訪問

2023年11月21日(火)から24日(金)にかけて計3日間、チリ大学のマニュエル・ククルジャン教授が本学を訪問し、チリ大学と本学のジョイントディグリープログラム(JDP)や今後の研究協力について意見交換を行いました。今回の訪問は、4セッション及びラップアップの5部構成で、マニュエル・ククルジャン教授と本学から計10名の教員が参加しました。

21日(火)、JDPに関する3セッションが開催され、プログラムの現状と今後の方向性について意見交換が行われました。冒頭、ククルジャン教授より「今回チリ大学と東京医科歯科大学の関係性を一層強化する“大使(ambassador)”としてきました。」と挨拶がありました。

22日(水)のセッションでは、本学教員3名よりデジタル義歯、口腔細菌叢のバランスの乱れと全身性疾患の関係、炎症性腸疾患の革新的診断治療ツールの開発等それぞれが取り組んでいる研究についてプレゼンテーションがあり、その後質疑応答とディスカッションを行う形で、今後の両大学間における研究協力について意見が交わされました。それぞれの研究テーマに対する見解やコラボレーションの可能性等について有意義な検討が行われ、今後の大学間共同研究の具体的な方向性を探る良い機会となりました。セッション終了後には、田中学長がククルジャン教授を学長室に招き歓迎昼食会が行われ、その中でククルジャン教授の客員教授任命式も執り行われました。

ククルジャン教授と学長①

最終日の24日(金)には、各セッションで行われた検討の振り返りや今回の合意事項を最終確認するラップアップセッションが行われ、ククルジャン教授より、両大学間の関係強化のため、このような有意義な意見交換の機会を持てたことに対し感謝の意が述べられました。今後については、両大学の研究協力におけるパートナーシップについて、具体な検討を進める機会を設けていくことで合意し、両大学のさらなる関係発展が期待されます。

ククルジャン教授と学長②

Session3

Wrap-up Session