2023年9月8日(金)、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(以下UIUC)のRobert J. Jones学長を団長とする一行が田中学長を訪問し、新たな医工連携の枠組みについて紹介するとともに将来的なコラボレーションの可能性に関する意見交換が行われました。

UIUCのCarle Illinois College of Medicine（以下CI Med）は工学を基礎とした世界初の医学部であり、本学が2024年度秋に東京工業大学との統合を予定していることから新たな医工連携のパートナーシップの模索について両大学の学長に打診があったことがきっかけで今回の訪問が実現したものです。

今回の訪問はセッションⅠ、Ⅱの2部構成とし、UIUCから6名、本学から6名が参加しました。
冒頭、田中学長からの挨拶に続いて、Robert J. Jones学長からお言葉をいただいた後、セッション1では森尾友宏執行役・副学長（TMDU）より本学の教育・研究等について、またMark Cohen医学部長（UIUC）よりCI Medならびに新たに立ち上げを予定している医工連携のコンソーシアムについてそれぞれ紹介がありました。

コーヒーブレイクを挟んでセッションⅡでは、昼食をとりながら、セッションⅠで紹介のあった双方の教育・研究に係る取組みや、世界規模での新たな医工連携のパートナーシップの枠組みについて活発な質疑応答が行われ、今後の連携の可能性について意見交換を行いました。

当日は台風が関東を直撃し、荒天となりましたが、今後の両大学の発展と医工連携の推進についてのセッションは終始和やかな雰囲気で行われました。今回の訪問を機に両大学更なる交流が期待されます。