教育体制

臨床研修の到達を達成できる教育体制を整えています

大学病院各診療科・部

屋根瓦式の教育体制のもと、臨床実習学生と研修医と上級医や指導医がひとつのチームになって診療を行います。
日常診療のTipsから、安全安心の医療の提供のため、そして学究的な興味を高めるような知識の修得や技術を得ることができる研修システムが確立されています。

到達目標を達成するための教育体制「医系診療科案内」»

オリエンテーション

全研修医を対象に診療を開始する前にオリエンテーションを行います。
研修目標やプログラムの説明の他、感染対策実習、医療安全実習、医療端末(電子カルテ)の使い方等、実際の診療を行う上で必要な項目を、講義あるいはスキルスラボを活用したハンズオン実習で研修します。
(協力病院で研修を始める場合は、当該病院でオリエンテーションを行います。)

セミナー・講習会

  • イブニングセミナー
  • 緩和ケア講習会
  • JMECC講習会
  • CVC講習会
  • BLS・ICLS講習会

イブニングセミナー

金曜日の18時から、各診療科や学外の一流の講師陣によるセミナーを開催しています。明日の診療に役立つ内容やハンズオンセミナーなど、毎年研修医の要望を取り入れています。またTMDUオンデマンド教材として、学習コンテンツを多数取り揃え、日々の学習を支援しています。

緩和ケア講習

がん等の診療に携わる医師が緩和ケアについての基本的な知識、技術、態度を習得し、緩和ケアが診断の時から、適切に提供されることを目的とした研修会です(年2回)。ロールプレイやグループワークなどを行い、参加者には修了証書が発行されます。

JMECC講習会

心停止時のみならず、緊急を要する急病患者に対応できるよう、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に、日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した救急蘇生講習会です。参加者にはJMECC受講修了証が発行されます。

CVC講習会

医療安全管理部が開催する学内向け講習会で、安全な中心静脈カテーテル挿入を目的に、中心静脈カテーテル挿入の施行可能医・認定医・指導医を認定します。E-learningと実技試験を行い、合格者には認定証が発行されます。

BLS・ICLS講習会

救命救急センターが開催する学内向け心肺蘇生講習会で、日本救急医学会の認定コースです。
BLS(Basic Life Support;一次救命処置)とALS(Advanced Life Support;二次救命処置;気道管理・除細動・薬剤投与等)の内容を含み、参加者には受講修了証が発行されます。