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- 副センター長
- センタースタッフ
東京科学大学病院
病院長
藤井 靖久
充実した研修環境の中で、多くの仲間とともに、臨床と研究の二刀流で社会貢献する「アカデミックドクター」を目指しましょう
学生の皆さん、当センターのホームページにアクセスいただきありがとうございます。臨床研修は、医師としての第一歩を踏み出す重要なステージです。将来のキャリアを見据え、どのような研修プログラムを選ぶべきか迷われている方も多いのではないでしょうか。
私たちのプログラムの最大の特徴は、長年採用している「たすきがけ研修」です。大学病院と協力病院、それぞれの強みを活かした統合的なプログラムを提供しています。大学病院では、多くの指導医のもとで、臨床医としての基礎的な思考法や学び方を身につけるとともに、専門性の高い分野の知識や技術を深めることができます。一方、協力病院では、数多くのcommon disease(一般的な疾患)を診療しながら、最前線で活躍する医師としての基本を学ぶことができます。
また、当院のプログラムは定員が多いこと、すなわち仲間が多いことも大きな魅力です。互いに切磋琢磨し、励まし合いながら成長できる環境が整っています。その中で、医師として一生の友人や仲間を得ることができるでしょう。
私たちは、皆さんが臨床と研究の二刀流で社会に貢献する「アカデミックドクター」を目指すことを期待しています。多様性が求められる時代だからこそ、さまざまな価値観を持つ方々に応募していただきたいと考えています。当院の充実した研修環境は、毎年研修医の皆さんから高い評価を受けており、高いマッチ率を維持しています。
最後に、2024年10月、東京医科歯科大学は東京工業大学と統合し、東京科学大学として新たなスタートを切りました。同時に、東京医科歯科大学病院も東京科学大学病院へと生まれ変わりました。医歯学と理工学の融合により、大学・病院ともにさらなる発展を遂げています。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
総合教育研修センター センター長 医科教育研修部門 部門長
岡田 英理子
「社会に求められる医師へ-研修を通して成長を支えます」
私たちは臨床研修において、大学病院の教育マインドを持つ多くの指導医たちのもと、「丁寧に、深く診る」診療姿勢を通して、思考力と応用力を鍛えること、そして、日本の医療を構成する一次から三次までの医療機関での経験を積むことが、基本的臨床能力の獲得と、将来の大きな成長に不可欠であると一貫して考えてきました。
現代の医療環境は、新興感染症の拡大、AI・IoT・データヘルスといった技術革新によって急速に変化しています。その中で医師には、患者さんに寄り添いながらも、社会に対して自らの役割を問い、柔軟に対応し、行動できる能力が求められています。またこれまでとは異なる価値観や多様性を受け入れる姿勢も求められています。
私たちの研修プログラムでは、こうした変化に対応できる力をみにつけるため、多彩な経験を重視しています。最新のレクチャーやトレーニング、そして多くの熱意ある指導医や仲間との切磋琢磨を通じて、確かな力を養うことが可能です。
さらに研修センターでは、常に研修医や指導医の声に耳を傾け、研修医の安全を最優先に考えながら、研修プログラムの改善と運営に努めています。東京という日本の中心で行う研修は、厳しさと穏やかさの両面を持ちます。高度な医療現場における緊張感と責任感、スピード感の中で診療にあたる厳しさ。そして教育体制の整った温かな環境や、多様な価値観が交差する都市ならではの環境。私たちはその環境の中で、皆さん一人ひとりの挑戦をサポートしていきます。
医師への大事な第一歩を、私たちの臨床研修プログラムで踏み出しませんか。皆さんとお会いできる日を、心より楽しみにしています。
総合教育研修センター 副センター長 歯科教育研修部門 部門長
則武 加奈子
「研修を通じて、歯科医師として確実な成長が得られる最良の環境を整えています」
2024年4月より、総合教育センターの副センター長および歯科教育研修部門の部門長を拝命しています。研修歯科医が歯科医師としての最初の1年間を、最良の環境で研鑽を積むことができるよう尽力しています。
本院の研修プログラムの特徴の一つは、診療実践型の研修プログラムであるということです。こうした研修が行えるのは、優秀で熱意のある指導スタッフを有し、さらに教育研修病院としての社会的役割に理解を示し、協力を惜しまない多数の患者さんにも恵まれているからです。また、本院の研修プログラムに参加している協力型研修施設群(現在45施設)には、経験豊富で教育熱心な指導歯科医が多数います。また、2022年4月からは大幅な制度改正による新たな到達目標のもとでの研修制度となったことに伴い、本院の研修プログラムも一部改変しました。具体的には、在宅歯科医療や全身管理に係る研修等の充実を図る観点から訪問歯科診療研修や周術期研修などが必修項目となりました。
当院の充実したプログラムと研修環境は、毎年研修歯科医の皆さんに評価され、それは臨床研修が必修化されてからマッチングにおいてフルマッチを維持していることに表れています。全国から集まる優秀な仲間と切磋琢磨できる環境で、歯科医師として社会人として大いに成長しませんか。心からお待ちしています。
スタッフ紹介(2025年6月1日現在)
センター長
岡田 英理子 / 臨床医学教育開発学分野 准教授
副センター長
則武 加奈子 / 歯学教育システム評価学分野 教授
医科教育研修部門
(部門長) | 岡田 英理子 | 臨床医学教育開発学分野 准教授 |
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(副部門長) | ⿅島⽥ 彩⼦ | 臨床医学教育開発学分野 助教 |
⾚⽯ 雄 | 臨床医学教育開発学分野 講師 | |
辻 敦美 | 総合教育研修センター 特任助教 | |
玉木 香菜 | 総合教育研修センター 医員 | |
吉田 尚子 | ヘルスケア教育機構 助教 |
歯科教育研修部門
(部門長) | 則武 加奈子 | 歯学教育システム評価学分野 教授 |
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(副部門長) | 水谷 幸嗣 | 総合診療歯科学分野 講師 |
(副部門長) | 城戸 大輔 | 総合診療歯科学分野 助教 |
特定行為実践教育部門
(部門長) | 石橋 洋則 | 呼吸器外科学分野 准教授 |
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(副部門長) | 岡林 紀恵 | 看護部管理室 看護師長 |
歯科衛生士総合研修部門
(部門長) | 樺沢 勇司 | 健康支援口腔保健衛生学分野 教授 |
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(副部門長) | ⽵内 康雄 | 生涯口腔保健衛生学分野 講師 |
事務
医師研修グループ(医科教育研修部門・医科専門研修 担当)
特定行為・歯系研修グループ(歯科教育研修部門・特定行為実践教育部門・歯科衛生士教育研修部門 担当)