2024年度 募集人数
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募集定員
94人
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プログラム I
36人
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プログラム II
54人
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周産期(小児・産婦人科)プログラム
4人
たすきがけ研修プログラム
研修計画
研修期間は通常2年間です。研修目的ならびに厚生労働省の定める「臨床研修の到達目標」を達成するために、研修医は、原則1年間東京科学大学病院、1年間各協力病院にて研修することができます(たすきがけ研修プログラム)。2年間大学での研修をすることも可能です。
研修プログラム
- プログラムI
- プログラムII
- 周産期プログラム
プログラムI
大学において1年目研修を行い、協力病院において2年目研修を行う方式
プログラムⅠ定員36名
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1年目(大学)
- 内科を24週以上、救急、外科を8週以上のブロック研修
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2年目(協力病院/大学)
- 救急、小児、産婦、精神科を各4週以上のブロック研修
- 地域医療を4週以上のブロック研修
- 一般外来を4週相当以上の並行研修
- 研修病院により、救急および一般外来研修にバリエーションあり(救急当番や一般外来ブロック)
外科重点コース(定員3名)
将来外科専攻を志望する研修医を対象とし、外科医として必要な知識・手技の基礎を先駆けて習得するコースです。
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1年目(大学)
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2年目(協力病院/大学)
- 協力病院:土浦協同病院、豊島病院、草加市立病院
- 1年目プログラム開始時に、2年目病院を決定する
プログラムⅠ責任者赤石 雄
プログラム1では1年目は大学病院で、2年目は協力病院で研修します。大学では屋根瓦式の指導体制のもと「きちんと診る」トレーニングを行い、診療に対する医師としての大事な土台を形成します。2年目の協力病院はいずれも地域の第一線の基幹病院であり、多くのCommonな症例や患者さんを担当することができます。専門研修への移行も常にプログラム内で情報発信されていますので2年目も心配ありません。また、大学での2年間連続研修を選択すると、研究や多様なキャリアの経験を積むこともできます。
大学医局の多くの上級医には、ロールモデルとなる医師もいるでしょう。さらに、様々な出身大学の同僚との出会いは、皆さんのこれからの医師人生を豊かにするでしょう。1年目に大学病院で医師としての土台形成を考えている方に、お勧めのプログラムです。
プログラムII
協力病院において1年目研修を行い、大学病院において2年目研修を行う方式
プログラムII定員54名
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1年目(協力病院)
- 内科を24週以上、救急、外科を8週以上のブロック研修
- 研修病院により、救急および一般外来研修にバリエーションあり(救急当番や一般外来ブロック)
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2年目(大学)
- 救急、小児、産婦、精神科を各4週以上のブロック研修
- 地域医療を4週以上のブロック研修
- 一般外来を2年間で4週相当以上の並行研修
プログラムⅡ責任者鹿島田 彩子
プログラムⅡは、1年目は協力病院で研修を行います。内科・外科・救急を中心にcommon diseaseを存分に経験することができます。2年目は大学病院で、高度先進医療を担う医療機関ならではの診療を経験し、多彩な選択研修を通じて、将来の進路を見据えた研修を行います。地域医療研修では、プライマリ・ケア領域の専門医の指導のもとで、外来や在宅診療研修を行うことができます。医療過疎地域の地域医療を経験したい方は、秋田大学・島根大学との連携病院での研修も選択したり、社会医学に関心があれば、国立保健医療科学院の研修も選択できます。大学病院では、臨床実習学生や1年目研修医に教えることで自ら学びを深めることができ、学会発表の機会も豊富で、ロールモデルとなる多くの指導医に出会うことができます。専門研修へのスムーズな移行を考えている方にお勧めのプログラムです。
周産期プログラム
将来、小児科または産婦人科を専攻する研修医のためのコース
周産期プログラム定員4名
1年目は内科・外科系の研修を行い、2年目は小児科または産婦人科を中心とした研修を行います。2年目後半で1~2ヶ月のステップアップ研修として学外病院や関連診療科での重点研修が選択できます。
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- ステップアップ研修として、2年目に周産期重点協力病院をローテート可能
- 2年目の必修期間は、1年目の選択状況により変動の可能性あり
- ステップアップ研修には臨床研修制度上の要件があるので、興味のある方はお問い合わせください
協力病院
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小児重点
土浦協同病院、災害医療センター、川口市立医療センター、武蔵野赤十字病院、国立成育医療研究センター、都立小児総合医療センター、都立神経病院、あおぞら診療所うえの、榊原記念病院
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産婦人科重点
土浦協同病院、国保旭中央病院、都立大塚病院、都立駒込病院、木場公園クリニック
周産期プログラム責任者若菜 公雄
周産期プログラムは、将来、小児科または産婦人科を専攻する研修医のためのプログラムです。小児科重点コースおよび周産期重点コース共に、大学病院と多彩な協力病院と連携することにより、様々な専門領域がある各領域において、幅広く診療する一般診療能力と、各専門領域の高度な研修ができる、魅力あるプログラムを用意しております。ステップアップ研修として、小児科重点では小児外科研修、産婦人科重点では婦人科腫瘍、生殖内分泌専門研修など選択することも可能です。小児科および産婦人科という専門領域を目標として研修を始めるため、内科や外科などの研修においても周産期領域に関連する症例を担当することも可能となります。後期専門研修への移行もスムーズに出来るため、将来、小児科ならびに産婦人科を考えている方にお勧めのプログラムです。
プログラムの特徴
各研修プログラムにおいて、希望者は以下の選択研修を行うことができます(選考等の諸条件あり)
多様なキャリアを育成するコース
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プロジェクトクオータ
対象:プログラムⅠ(2年間大学コース)
期間:最大8週まで
※学内選考あり行政・起業・研究・データサイエンス等の多様なキャリアを目指す研修医のニーズに応えるため、最大2ヶ月の自由研修期間等を提供する。
希望者は、学生時代に培った自らの経験を生かし、1年次にプロジェクトを立案し、1年次後半に実施計画書を提出、学内審査を行う。選考を通過した者は、研修プログラムの2年次の自由研修期間等を利用してプロジェクトに従事する。
(本コースのプロジェクト先の選定や実施先との調整は、総合教育研修センターが行うものではなく、希望者自らで行っていただく必要があります。) -
秋田・島根地域医療研修
対象:プログラムⅠ(2年間大学コース), プログラムⅡ, 周産期プログラム
期間:8週
研修プログラムの2年次に、秋田大学・島根大学との連携協力の元で、公立邑智病院(島根県邑智郡)、市立大森病院(秋田県横手市)で臨床研修を行い、医療過疎地域の医療現場を経験する。
研修医の体験談 詳しくはこちら
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芋野 充紘(いもの あつひろ) 2016採用プログラム2
- 2年目
- 東京医科歯科大学卒
当大学では地域研修プログラムの1つとして、島根・秋田での3ヶ月間研修を選択することができます。私が選択した島根研修では2か月間は公立邑智病院、1ヶ月間は浜田市の診療所で研修をします。それぞれが大学病院とは規模も役割も違う医療機関であり、良い経験をすることができました。
公立邑智病院は邑智郡の中核病院であり郡内唯一の救急告示病院です。CT・MRI・脳波も備わっており、総合診療科では急性期から慢性期まで、あらゆる疾患の診断・治療、退院支援までを勉強できます。専門領域にとらわれず患者の全身・生活まで診る勉強になりました。また、公民館で地域の方向けに脳卒中予防の講演もさせてもらいました。一方の診療所研修では、数百人単位の地域で定期外来や訪問診療を勉強できる他、ケアマネージャーや訪問看護の仕事への同行もしました。多職種で連携して医療資源を有効に活用していく重要性を体験し、一人の患者だけでなく地域全体を診る幅広い医療に触れることができました。
大病院とは一味違う研修をしながら週末には観光も満喫して、地域生活の魅力を堪能できる素晴らしいプログラムだと思います。ぜひご一考ください!現在は、研修期間等、内容に変更がございます。
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公衆衛生研修
対象:プログラムⅠ(2年間大学コース), プログラムⅡ, 周産期プログラム
期間:8週
※学内・学外選考あり研修プログラムの1年次の後半に、書類と面接による学内選考を行い、派遣候補者を決定し、国立保健医療科学院のプログラムに応募する。国立保健医療科学院の選考に合格後、研修プログラムの2年次に、国立保健医療科学院、世界保健機関(WHO)本部(スイス)、WHO西太平洋地域事務局(フィリピン)、厚生労働省、国立感染症研究所等での地域保健臨床研修を行う。
研修医の体験談 詳しくはこちら
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和田 昇悟(わだ しょうご) 2017年採用プログラム
- 2年目
- 東京医科歯科大学卒
当大学の研修では希望者から選考された数名が国立保健医療科学院にて地域保健臨床研修を受けることができます。他研修プログラムからも数人ずつが本研修に参加します。
本研修では、公衆衛生学について座学や実地研修を行います。座学では公衆衛生学の基礎からAIの医療利用など最新のトピックスまで網羅されます。実地研修ではスイスにある世界保健機関(WHO)本部、フィリピンにあるWHO西太平洋地域事務局での海外研修をはじめ、厚生労働省でのインターン、国立感染症研究所での実習など、普段はなかなか入ることができない場所で研修を積むことができます。
私が当大学の研修に応募させていただいた大きな理由の一つに本研修に参加したいという点がありましたが、本研修に参加すれば海外で研修できると考えていただけで、特段公衆衛生学に興味があったわけではありませんでした。しかし、本研修を通じて、公衆衛生学は疫学、社会医学、予防医学から医療ベンチャーまで多分野を包含する学問であり、基礎医学や臨床医学に決して劣るものではなく、むしろそれらを支える非常に重要な医学なのだと気づくことができました。さらに、公衆衛生学に関心が高い同期の研修生に出会えたことも大変な財産になり、今後のキャリアで何らかの形で公衆衛生に関わりたいとさえ考えるようになりました。
公衆衛生学に興味がある方、海外で研修してみたいという方など、どんな方も満足できる素晴らしい研修です。皆さんの参加をお待ちしております。※現在、コロナ禍により、研修内容に一部、変更がございます。