2020年度 オンライン国際交流

2020年度 オンライン国際交流

2020.9.8【保健衛生学科】セイナヨキ応用科学大学とのVirtual International Exchange Programを開催しました

 2020年9月8日、日本時間 14 時00分より、2000年に協定により交流を開始し、その後2016年の3月に部局間協定を更新し締結してから現在まで継続的に交流のあるセイナヨキ応用科学大学(SeAMK)の看護師・保健師学生グループと本学看護学専攻学生グループにより、「SeAMK-TMDU Virtual International Exchange Program 」を開催いたしました。
 SeAMKと本校は、2008年より学生の海外派遣による交流を本格的に開始して以来、毎年交流を行ってきました。しかしながら、この度のCOVID-19 感染拡大により、残念ながら留学をはじめとする海外渡航が出来ない中で、今回のプログラムは渡航に代わる新たな国際交流の取組として企画されました。
 まずは大久保研究科長の「Welcome to TMDU」のオープニングのプレゼンテーションでは、Google Mapを使用して、正に“Virtual”での本校までの道のり(途中、研究科長の行きつけのお店の紹介あり)を紹介して頂き、リラックスした雰囲気の中スタートしました。
 前半は、SeAMKの今年来日予定だった学生による「フィンランドの保健医療、セイナヨキ応用科学大学の紹介」、本校学生による「日本の保健医療、 文化と本学における看護学専攻学生生活の紹介」が続きました。お互いの国の文化、大学、学生生活、医療や看護 システムの違いについて同世代の視点からの意見を知ることができたという事は貴重な機会になりました。
 後半は、2グループに分かれ、ワークショップセッション「The role of nursing in the COVID-19 pandemic 」を行い、双方の国の違いは何なのか、今、自分たちに何かできるのかについて話し合いました。少人数での積極的な意見交換となり、30分があっという間に過ぎてしまいました。
 最後に佐々木明子教授が、「この困難な時期の看護の役割について考える今日のプログラムが私たち全員にとって非常に価値があり、充実した経験となることを期待しています。来年も継続していきたいと思います。」と強く双方の学生達に伝えました。
 今回は、現地時間の早朝(朝8時開始)にもかかわらず、SeAMK側からは4名 、本校からは3名の参加がありました。告知期間が短かったこともあり少数ではありましたが、アットホームな雰囲気の中、その分必然的に発言機会も増え、積極的に発言がありました。
 まだネガティブな話題の多いコロナ禍の中ではありますが、このようなイベントが成功できたことは、どんな状況でもその状況に適した新しい形を自分たちで見つけ出して進んでいく、これからの国際交流における希望となる貴重な体験となりました。

ワークショップの様子

セッション記念撮影

2020.8.26【全学】シーナカリンウィロート大学とのオンライン“Discussion Café”を開催しました

詳細はこちらの活動報告をご覧ください。

2020.7.22【歯学部】マヒドン⼤学International Dental SchoolとのOnline Students’ Exchange Programを開催しました

 2020年7⽉22⽇、⽇本時間 18 時30分より2時間、⼤学間協定を締結しているタイ王国のマヒドン⼤学(Mahidol University)のInternational Dental School ⽣と本学の歯学部⽣により、「O-SEP_MU_2020」(歯学部国際交流委員会主催)を開催いたしました。
 この「O-SEP」は、Online Students’ Exchange Programの略で、COVID-19 によるコロナ禍のため留学を含め海外渡航が出来ない中、渡航に代わる新たな国際交流の取組として歯学部国際交流委員会により企画されました。第一回目となる今回は 以前より学⽣交流や研究交流などで親密な関係にあるタイ王国マヒドン⼤学とウェブ会議システムの用いての開催になりました。
 歯学部全体で幅広く募集を行ったところ、本学からは学科や学年の壁を越えて43名(1年⽣~6年⽣)の参加があり、マヒドン⼤学からは11名(2年⽣~6年⽣)の参加がありました。今回はまだ英語に慣れていない1年生も多くいたため、学年の屋根瓦形式にて、上級生が中心となり、事前に本学学生だけでグループワークを行い、自己紹介やプレゼンテーションなどの事前準備をして当日に臨みました。当日は11の小さなグループに分かれての自己紹介に始まり、マヒドン大学のホーンポット先生の熱のこもった講演を挟んで、後半には6つのグループに分かれて、お互いの国や学生生活についての紹介からコロナ下の歯科医療についてまで幅広い内容でグループセッションを行いました。 最初は緊張していた学生も徐々に打ち解けてきて、最後にはたくさんの笑顔を見ることができました。
 何かと暗い話題の多いコロナ禍のなか、このようなイベントが成功できたことは、これからの国際交流における希望となる貴重な体験となりました。また、事後アンケートの回答から、今回のプログラムは国際交流という側面だけでなく、キャンパスに通うこともままならない学生達にとっての学生同士の交流、1年生にとっては上級生との課外活動という点でも大きな意味のあるものとなったこともわかりました。

発表の様子

2020.6.9【全学】マヒドン大学とのオンライン「Discussion Café」を開催しました

詳細はこちらの活動報告をご覧ください。