東京医科歯科大 生体材料工学研究所 研究案内

有機材料分野

研究概要

次世代の新規バイオマテリアル開発には、ナノ組織体の構造・機能を分子レベルで自在に制御する技術(ナノバイオテクノロジー)の進展が不可欠です。我々は、生体システムの自己組織化原理を発想の源(バイオインスパイアード)とする新規材料の創製に向けて研究を進めています。具体的には、タンパク質の高効率再生システム(人工分子シャペロン)の開発、ナノゲル工学による新規ナノキャリアや人工細胞外マトリクスの設計とドラッグデリバリーシステム(DDS)や再生医療への応用、リポソーム工学によるタンパク質産生人工細胞の構築とDDS応用、生体類似界面創製による新規バイオインターフェイスの開発などを行っています。

スタッフ紹介

秋吉 一成 教授
秋吉 一成 教授
1985年九州大学大学院工学研究科博士課程修了。米国Purdue大学博士研究員を経て、1987年長崎大学工学部講師、1989年京都大学工学部助手、1993年京都大学大学院工学研究科助教授、2002年より現職。1997年フランス、ルイ・パスツール大学客員助教授、1999-2002年科学技術振興事業団さきがけ研究21「組織化と機能」研究員、2005年東京工業大学精密工学研究所、客員教授兼任

メンバー

教授:秋吉一成
助教授:岩﨑泰彦
助手:渡辺昭彦
助手:森本展行
COE特任講師:野村慎一郎
支援推進員:澤田晋一
博士研究員:菅原彩絵
非常勤講師:芝 清隆 財)癌研究会癌研究所・蛋白創製研究部


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