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近赤外分光蛍光光度計

近赤外分光蛍光光度計は、溶液状態における分子間相互作用の解析、及び新規にデザイン、合成した機能性有機小分子の分光学的特性の解明を行うための実習用分析装置です。

特徴として、SN比が100 以上(水のラマンピーク、励起波長:350nm、スペクトルバンド幅:5nm、レスポンス2秒)と高感度であり、波長分解能も、励起側1.0nm、蛍光側2.0nmと優れています。

近赤外分光蛍光光度計

また、
1. 高感度リン光スペクトルやリン光寿命測定機能
2. 最速0.1msecからのデータ取り込みを可能とする高速時間変化測定プログラム
3. データ取り込み時間が10日間までの長時間変化測定プログラム
4. 定量測定、三次元スペクトル測定等の測定結果をコンピューター上で解析、管理するソフトウェア
5. 蛍光光度計本体に由来する分光感度特性の影響を取り除くためのスペクトル補正プログラム(=高感度化を可能にする)
を装備しています。

加えて、一般に普及している蛍光光度計が励起光測定範囲220~750nm、蛍光測定範囲220~750nmであるのに対し、本装置では励起光測定範囲が220~850nm、蛍光測定範囲が220~1010nmとなっています。このため、近赤外光領域の測定が可能です。


近赤外光領域の測定は、
1. 多成分の同時測定を可能とする
2. 生物個体を生かしたままで状態で測定するin vivoイメージングへ適用可能である
といった特徴があります。

近赤外分光蛍光光度計


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