東京医科歯科大 生体材料工学研究所 研究案内

金属材料分野

研究概要

人体埋入材料の79%以上を占めている生体用金属材料に関する、合金開発、機械的性質と組織、電気化学的性質・表面構造と反応性の評価、表面処理・改質、歯科・医科臨床応用など生体用金属材料に関する研究を行っており、歯科、整形外科、循環器科における部材、再生医療、バイオ・ナノなどでの応用を目指している。これまでチタンの歯科鋳造やTi-6Al-7Nb合金の性能評価などで実績をあげてきたが、これらの研究基盤を基に、金属表面への機能性分子固定化、金属-医療用高分子ナノハイブリッド作製、Ni-Ti超弾性合金の高耐食化、Ni-Ti超弾性合金の血液適合化、Ti-Zr系合金の開発、歯科インプラントシステム表面設計などに取り組んでいる。

スタッフ紹介

塙 隆夫 教授
塙 隆夫 教授
1957年 東京都生まれ
1981年 北海道大学工学部金属工学科卒業
1981年 北海道大学歯学部助手
1989年 歯学博士(北海道大学)
1993年 徳島大学歯学部助教授
1998年 博士(工学)(東北大学)
1998年 科学技術庁金属材料技術研究所 生体材料研究チームリーダー 組織改変により
2001年 物質・材料研究機構 生体材料研究センター副センター長
2004年 東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授 現在に至る
1995年 日本バイオマテリアル学会科学奨励賞
2000年 科学技術庁長官賞業績表彰
2001年 日本金属学会功績賞
2003年 日本金属学会技術開発賞
2004年 日本人工臓器学会JSAO-Grant賞

研究室メンバー

教授:塙 隆夫
助教授:米山隆之
助手:土居 壽
助手:小林郁夫
事務補佐員:中西登志枝
中国政府派遣研究員:朱 瑞富(山東大学材料工学科教授)
博士研究員:堀内洋輔(咬合機能矯正学分野)


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