東京医科歯科大 生体材料工学研究所 研究案内

ケミカルバイオロジー分野 メディシナルケミストリー研究室

研究概要

本研究室は、ビタミンDとリガンド依存的なビタミンD受容体との分子相互作用と遺伝子転写活性化との関係を物理化学的、生物化学的および計算化学的解析を中心に原子レベルで解明している。これらの研究を基盤として選択的ビタミンDモジュレーターの開発と新規ビタミンD薬の創製を目指している。主な研究テーマを下記に示す。
19-ノルビタミンD誘導体の合成と構造活性相関に関する研究
ビタミンDの標的遺伝子の発現機構解析
ビタミンD受容体構造を基盤としたドラッグデザイン:骨疾患治療薬の創製
免疫細胞の分化を制御するビタミンD誘導体の開発と自己免疫疾患治療への応用
X線結晶構造解析および核磁気共鳴法によるビタミンD受容体/リガンド複合体の三次元構造解析

スタッフ紹介

清水正人 教授
清水正人 教授
1975年千葉大学大学院薬学研究科修了、1976年東京医科歯科大学医用器材研究所(現生体材料工学研究所)教務職員、助手、助教授を経て、2003年東京医科歯科大学・大学院疾患生命科学研究部教授。 1983~85年米国オレゴン大学で博士研究員。

メンバー

職員
教授:清水正人
技術補佐員:宮本由紀子
学外研究協力者
東京理科大学理学部4年:阿佐美志織


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