後期研修プログラム全国でも有数の膠原病・リウマチ診療機関ゆえの豊富な症例数

教育的活動

ここでは膠原病・リウマチ内科において(または当科が参加して)定期的に行われている教育的活動(回診、カンファレンス他)を紹介します。

Attending round(毎日)

病棟診療チームを率いるAttending physicianによる教育および診療を目的とした各チーム毎の回診です。

Chief's round(毎週木曜日)

医局員全員(コロナ禍では密を避けるため、スタッフとattendingと病棟医に限定)が集い、病棟全症例に関して議論を行います。病棟患者の診療方針決定に関する科全体での討議により質の高い医療の提供を可能とすること、 そして実際の症例を通してできるだけ多くの普遍的な臨床免疫および膠原病・リウマチ内科的知識・考え方を獲得することを目的とした回診です。

Lunch-time lecture(週3~4回昼)

クラークシップ学生、初期臨床研修医および後期研修医を対象としたものであり、 総論的臨床講義、臨床免疫学講義、症例を通したPBLセッション、EBM実践のためのワークショップ、 など多岐にわたる教育セッションが組まれています。

他機関との症例検討会

近隣膠原病・リウマチ内科診療・研究機関や当科関連病院と合同で、症例検討会を行っています。

  • バイオクリニカルカンファ (関連病院)
  • 御茶ノ水膠原病・リウマチ内科研究会(関連病院)
  • 御茶ノ水膠原病談話会(順天堂・東大)
  • 東京リウマチ膠原病研究会(近隣施設)
  • 関東リウマチ研究会(関東の膠原病施設)
  • JCR関東支部会(関東の膠原病施設)
  • リウマチ内科学の明日を担う会(関東の膠原病施設)

CPC(随時)

後期研修医は、東京医科歯科大学病院において毎週行われているCPCへの積極的な参加を奨励されています。

小児から成人までのリウマチ診療コンソーシアム (年1回)

本学が主体となり、近隣施設も含めた、膠原病や免疫疾患に携わる小児科医と内科医が集まり、両分野の専門医師を招いて特別講演を開催しています。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、高安動脈炎、Still病、皮膚筋炎など小児と成人の類似点や相違点をディスカッションします。普段の診療とは異なった視点から疾患を理解し、また移行期医療について考える機会です。

整形外科との相互レクチャー

学内の整形外科の先生方を講師にお招きし、脊椎・股・膝・上肢の計4回の院内レクチャーを行って頂いています。 また、当科からも整形外科の先生方を対象としたレクチャーに講師を派遣します。関節手術の現状について学ぶことの出来る、貴重な機会となっています。

その他

東京医科歯科大学においては、本学および附属難治疾患研究所主催による様々な講義やカンファレンスが多々行われています。