退院後の生活

 胆嚢も同時に切除するため、まれに脂質の多い食事をされると、軟便や下痢になる場合があります。その他に、食生活について特別注意する点はありません。胆管と小腸を吻合するため、ときどき小腸から内容物(腸液や食物残渣など)が胆管内へ逆行性に流入して、胆管炎を起こすことがあります。発熱が最も認められる症状ですが、一過性のことが多く、抗生剤治療にてほとんどのケースは治ります。発熱が持続する場合には、肝膿瘍(肝臓内の膿のたまり)を形成している場合もあるため、お早めに担当医師へご相談ください。

 手術後の経過ですが、通常、外来通院していただき、定期的な検査(腫瘍マーカーやCT検査など)にて再発の徴候がないかを、早期に発見をして行きます。根治的切除された場合にも再発率が高く、根治的な切除ができなかった場合や高度に進行していて、術後再発の危険性が高い場合には特に、補助化学療法(抗がん剤の治療)が必要となります。ゲムシタビン(商品名ジェムザール)の点滴治療、またはTS-1の内服治療が選択されます。その際には、入院または外来通院にて治療を行います。

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